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異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?  作者: お子様
第2章 チートになれたので自重しません
40/201

040 断る前提かよっ!

本日2話目の投稿です。

俺はのそのそとテントから出る。


「何スか?」

「何だじゃないだろ! 中ではテントを張ってるし、外には変な生き物が居て入れないし!

 何なんだ、お前は!!」

「だから言ったじゃないですか。色々入る袋を持ってるって。生き物も召喚出来るって」

「言ったけども!! 信じるヤツいないだろ!!」

「信じたでしょ?」

「信じたよ! 証言も取れたしな!!」


ギルドの職員からの聞き込みも終わったようだ。

じゃあ釈放かな?


「お前を襲った奴らの証言も取れた」

「じゃあ、俺の無実も証明されましたね。出ても良いですよね?」

「いや、まだだ」


え? 何で?

俺、無実だよ?


「お前に会いたいという貴族の方がおられる。

 どこかに行かれても困るので、来られるまでは逗留してもらう」

「それって不当じゃないですか?」

「貴族には逆らえん」

「え~~~……」


これだから貴族は。


「どうせアレでしょ? 仕えろとか、沢山入る袋よこせとか、生き物召喚しろとかでしょ?」

「さあ、知らん」

「全部断るんだから、居なくても一緒ですよ?」

「断る前提かよっ!」

「断りますよ。受ける必要が無いでしょ」

「貴族に仕えるのは名誉だぞ。給料も良い。袋や生き物を売れば遊んで暮らせるかもしれんぞ」

「名誉なんて1トルにもならないので不要です。物は売らなくても自力で稼げるので」


名誉なんかあったって、何の役にも立たない。

国に仕えてれば、名誉を得られれば給料が上がるかもしれないけどね。

一般人の場合、名誉があったら年金でも貰えるのか?


「そんな事よりも、俺を襲った黒幕は判りましたか?」

「……それを聞いてどうする? 復讐でもする気か?」

「まぁ、そうですね」

「それを聞いて教えると思うか?」


そりゃそうだ。

面倒事になるのが判ってるのに言う訳が無いよな。


「ならそちらで対処してくれます?」

「帝都でもかなりの大手の商館だった。注意くらいしか出来ないだろう……」

「何もしてくれないなら、俺がやるしか無いですよね?」

「やるな、って言ってんだ!」

「いやいや、手出ししたら痛い目を見るって教えないと、今後も出てきますから」

「我々が注意する!」

「聞くようなら街中で襲って来ないでしょ。なめられてますよ?

 俺がやりますって。知らないフリをすれば良いんですよ」

「……無理だ」


う~ん、どうしたら教えてくれるだろうか?

真面目な少佐を困らせたくはないんだけどなぁ。

襲撃すれば、どっちにしろ困らせるか。じゃあいいや。俺の平穏の為だ。


「教えてくれないなら、帝都にある商館を片っ端から襲いますよ?」

「そんな事をして無事に済むと思ってるのか?」

「思ってますよ?」

「良くて投獄、悪くて死刑だぞ?」

「どちらも無理ですね」

「既に投獄されているのにか?」

「いや、いつでも出られますし」

「は?」

「出る方法なんかいくらでもありますよ。

 壁を壊すとか、その生き物を牢屋の外に召喚して鍵を持ってこさせるとか、俺が鍵を開けるとか」

「魔法封じの牢だぞ?! ……だが既に召喚してるな。鍵が開けられる??」


少佐は混乱している!


目の前でやってあげた方が良いかな?


俺は万能鍵で牢屋の鍵を開ける。

そのままサルを護衛にして外に出る。


「ほらね? 出たついでにトイレに行こうかな。あっ、場所は判ってるのでついて来ないでも良いです。

 心配しなくても戻ってきますって。テントもあるし」

「…………頭痛がしてきた」


少佐、頭痛ですか?


「薬要ります?」

「お前のせいだっつーの!!」

39話で万能鍵の所が説明不足でしたので修正しました。

お詫びも兼ねて2話目投稿です。

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