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異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?  作者: お子様
第2章 チートになれたので自重しません
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027 ひぃ!盗賊!

「やっぱり射手が居たか~」

「……は?」

「じゃあこっちの番だね」


ゲームだったらターン制だ!

そっちの先制攻撃は終わったので、次は俺のターン!


俺は目の前に居る、喋ってた男に走り寄る。

男は剣を振るが無視! 腹にケンカキック!

倒れた所で、馬乗りになり、顔を殴る殴る殴る!


「これはク○リンの分!」

「クリ……?! 何言って、グフォ!」

「これは飲茶の分!」

「グオッ! や、やめろ!」

「これは、えっと、昨日倒した熊の分だ!」

「ゲホッ! た、助けてくれ!」


俺が無茶苦茶に殴ってると、他の4人が切りかかってきた。無視だけど。

切られても何か当たってるな~くらいにしか感じない。


そうそう、熊との死闘で分かったんだけど、座ると足が合羽から出るんだよね。

足が熊に触れた時に、感触が違ったから気付いたんだよね。

あれはヤバかった。

倒した後に、すぐに描き込んで、ズボンを脱いで刺繍したけど。

熊の死体の横で半裸の定規を剣のように持つ男。通報案件でした。



切れないと分かったのか、今度は掴んで引き剥がそうとしてきた。

なので掴まれる前に横に来たヤツを殴る。

立ち上がって、近くのヤツを殴る蹴る。

そう言えば昔、蹴る殴るって感じの題名のゲームがあったなぁ。


しばらく戦ってたら、5人は完全にノックダウン。

……勝った。

まだ弓で狙ってたヤツが残ってるけど、探しようが無いので無視だ。


こいつらの持ってた剣を拾い、最初の男に近づく。


「……もう…………止めてくれ。……殺さないでくれ!」

「殺しはしないさ。おら、有り金全部出しな!」

「ひぃ! 盗賊!」

「誰が盗賊だ! 盗賊はお前らだろうが!

 襲って溜め込んでんだろ? 命までは取らねぇよ。武具と金、全部出しな」


盗賊じゃないよ?

ほら、こいつらが武器とか持ってたら、また誰か襲われるじゃん?

だから没収するんだよ? 盗賊じゃないよ?


「アジトとかあるんだろ~? 案内しろよ。死にたくないんだろ~? ワイルドだろ~?」

「わ、分かった」


良かった。脅しが効いたようだ。

熊は防衛の為に倒したけど、人間は無理。切ったり出来ない。

殴る蹴るは出来るのかって? 命を狙ってるヤツに反撃しなきゃ。

熊との戦いで少しは耐性が付いたから反撃出来たと思う。日本に居た時なら無理。


4人が持ってた剣は定規で叩いたら折れたので、森の中に投げ込んでおいた。

4人は放置して、こいつだけを剣で脅して連れて行く。

あっ、やっぱり森の中なのね。


体力がEのせいもあるかもしれないが、森の中を歩くのって大変だな。

……ん~~~~~、もう良いか。面倒だわ。


「おい、やっぱり引き返そう」

「……へ?」

「4人の所に戻るぞ」

「へ、へい……」


道に戻ると、まだ4人は倒れていた。

その内の一人に近づき、剣を首に当てる。


「お前、アジトに戻って溜め込んだ金持って来い。戻らなきゃ、こいつらを殺す」

「えっ?!」

「ほれ、早よ、行け!」

「あ、あぁ、分かった」


男は森の中に消えていった。

まぁ、戻って来ないだろうね。

人の物を殺して奪うようなヤツだ。仲間を助ける為に戻ってくるはずがない。


俺は邪魔になるので、4人を道の端に転がしておく。

運が良ければ、獣やモンスターに襲われる事は無いだろう。

頑張って生き延びてくれ。後は知らん。

もしかしたら射手がまだそこら辺で見てて、助けに来るかもしれないしね。

ついでにポケットの中を探ってみたけど、何も持ってなかったわ。


このボロっちい剣だけは貰っていく……いや、要らないわ。

警告も兼ねて、道の真ん中に刺しておいた。

商隊が通れば、剣に気づくだろ。その前にこいつらに回収されるかもしれないけど。


対人戦が出来るってのが分かったのは収穫だった。

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