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第46問 「ちょっとしたクイズ」その23・解答

 それでは、まずは問題のおさらいから。


 次の漢字で表記された国名をカタカナに直してください。


・タテ1のカギ「玖馬」

・タテ2のカギ「加奈陀」

・タテ3のカギ「諾威」

・ヨコ4のカギ「白耳義」

・タテ5のカギ「濠太剌利」

・ヨコ5のカギ「和蘭」

・タテ6のカギ「西班牙」

・タテ7のカギ「露西亜」

・タテ8のカギ「葡萄牙」

・ヨコ8のカギ「波蘭」

・ヨコ9のカギ「伯剌西爾」

・ヨコ10のカギ「伊太利」

・ヨコ11のカギ「土耳古」

・タテ12のカギ「芬蘭」

・ヨコ12のカギ「比律賓」

・ヨコ13のカギ「亜爾然丁」

・ヨコ14のカギ「氷州」

・タテ15のカギ「瑞西」

・ヨコ16のカギ「英吉利」

・タテ17のカギ「希臘」

・ヨコ18のカギ「墨西哥」


挿絵(By みてみん)


 さて、次のカタカナの国名、漢字で書けますか?


挿絵(By みてみん)



 で、こちらが答えです。


挿絵(By みてみん)


 そうすると、①「アメリカ」②「フランス」となりますね。


 よって答えは、

  ①「亜米利加」②「仏蘭西」

でした!

 口を歪めて音読みすると何となく読めるものもありますが、「諾威」とかはそれすら難しいですよね。

 どうしてこの漢字になったか調べてみると……


・すべて漢字で表記する中国から遣隋使の時代より取り入れてきた。これは明治時代まで続いたが、それ以降は主要な国名以外はカタカナで表記するようになる。

・音が近い漢字を当てはめる「音訳」という方法が主である。

・場合によっては一部あるいは全部の意味を漢字に変えた「意訳」にする場合もある。

・漢字の音は中国語と日本語で異なる変化が起こっているため、日中で異なる事がある。


 つまり、中国から取り入れたものの一部については、日本語の音読みではそうとは読めなくとも中国語の発音だとしっくりくる、ということのようです。

 「諾威ノルウェー」の場合、中国語音声を聞いてみると、「諾」は「ヌゥオ⤵」威「ウェイ→」という感じで、続けて読むと「ノルウェー」っぽくなります。


 2019年9月16日の活動報告にて、その他の国名についても調べてみたものがあるので、よろしければ読んでみてくださいね。


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加瀬優妃は現在
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」へようこそ!』
というエッセイを連載しております。
「なろう世界」での日記みたいなものです。
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