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第93問 「イラストロジック」その20・解答

 さて、上級ですので背理法を2回使います。

 まずは塗れるだけ塗っていくと、次のようになります。


挿絵(By みてみん)


 ここで、上から4段目に注目します。「6」ですから、『左端から6マスを「塗る」』と仮定します。


挿絵(By みてみん)


 すると、図のように塗ることができ、上から2段目の「2」が塗れなくなるので矛盾。

 よって上から4段目の一番左は「×」と確定します。

 そして塗り進めると、次のようになります。


挿絵(By みてみん)


 ここで、一番右の列に注目します。「4」は空いている2か所のどちらかで塗ることになりますから『上側の4マスを「塗る」』と仮定します。


挿絵(By みてみん)


 すると図のように塗ることができ、右から5列目の「1」2つが塗れなくなるので矛盾。

 よって一番右の列の「4」は下の5段で塗ることがわかります。

 あとは最後まで塗り進めることができます。


挿絵(By みてみん)


 これが正解。

 カラーですと、こんな感じです。


挿絵(By みてみん)


 では、問題を見てみましょう。


 イラストロジックを解いて現れるものは何でしょう?

 次の①~6から⑥から1つ選んでください。

  ① festival    ② fireworks

  ③ sunflower  ④ swim ring

  ⑤ watermelon ⑥ wind bell


 それでは、選択肢を順番に見ていきます。


① festival

 「お祭り」ですね。

 そう言えば「フェスティバル」と「カーニバル」は何が違うの?と思って調べたところ、「カーニバル」は「謝肉祭」とも呼ばれ、カトリックなど宗教的なイベントを表す言葉なんだそうです。

 今回は「夏祭り」ぐらいの意味合いだったので「フェスティバル」がいいかな、と。


② fireworks

 「花火」ですね。会話では複数形で使うそうです。

 線香花火は日本で生まれたもので、江戸時代前期に開発されたそう。

 英語にすると「sparklers」「Japanese sparklers」というらしい。


③ sunflower

 「ひまわり」ですね。太陽みたいだから、かな?

 漢字だと「向日葵」、これは太陽が動く方向に顔を向けることから。

 ヒマワリ畑は行ったことないけど、画像とかで見ると綺麗ですよね。それに何だかエネルギーに満ち溢れているというか。一度行ってみたいです。


④ swim ring

 「浮き輪」で、子供が使うような小さいものを指す言葉のようです。

 夏のプールのお供だったなあ……懐かしい。


⑤ watermelon

 「スイカ」ですね。「水分が多い(=water)瓜(=melon)」ということですが……。

 メロン=瓜、ということになりますが、日本だとそういう認識じゃないですよね。

 慣例的に、ヨーロッパ系の品種群をメロン、それ以外の東アジア系の品種群をウリ、と言っているそうです。

 

⑥ wind bell

 「風鈴」ですね。漢字を英語に直したのとまったく同じという。

 もともとはもっと大きくて魔除けとして使われていたそうですが、やがて小型化されたそう。

 浄土宗の祖、法然が「ふうれい」と名付けたことが始まり。

 でも「ふうりん」の方が、何かステキな感じがしますよね。


 ……という訳で、正解は

   『⑤ watermelon』

となります。


 なお、『地獄』と『初級』の解答は以下の通りです。


挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


 ね、ちょっとしか違わないでしょ?

 これで難易度が全く変わっちゃうんですからねー。 d( ̄▽ ̄*)

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加瀬優妃は現在
『田舎の民宿「加瀬優妃亭」へようこそ!』
というエッセイを連載しております。
「なろう世界」での日記みたいなものです。
こちらもよろしくです。
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