第58問 「ちょっとしたクイズ」その30・解答
それでは、まずは問題のおさらいから。
次の英文が表す四字熟語、分かりますか?
①killing two birds with one stone
②So many men, so many minds
③treasure every meeting, for it will never recur
④the universe
⑤have so many visitors
⑥be in a fog
ここで問題です。
現れた漢数字を算用数字に直して足すと、全部でいくつになるでしょう?
注:例えば『朝三暮四』『一喜一憂』『百花繚乱』ですと、
3+4+1+1+100=109
で『109』が答えとなります。
『34+11+100=145』ではありません。
* * *
さて、解説のゲスト、Nさんです。(マイク→)♀( ̄▽ ̄*)
N「何でだ」
今回は英語で、ベタな直訳が分かんないの。
私自身はというと、分かる単語から推測したって感じだから。
解説できない。♀( ̄~ ̄;)
N「自分の手に負えない出題すんな!」
えー、だって出してみたかったんだもん。♀( ̄^ ̄;)
と言う訳で、意訳じゃなくてベタな直訳、よろしく!
N「はいよー」(←諦めが早くなった)
* * *
①killing two birds with one stone
N「一石二鳥じゃん」
いやそうなんだけど、意訳だと答えになっちゃうからベタな直訳でお願いします。♀( ̄- ̄*)
N「あー……一つの石で二羽の鳥を殺す」。
と言う訳で、もう答えは出ていましたが、これはそのまんま、『一石二鳥』。
②So many men, so many minds
N「多くの人には多くの心がある」
思考だと「think」だから、単純に心だろう、というのがNの弁。
いろんな個性があるねってことで、『十人十色』。
③treasure every meeting, for it will never recur
N「出会いはすべて宝であり、二度と得られない」
そうなるんだ。『出会いはすべて宝』しか分かりませんでしたね。♀( ̄◇ ̄;)
なお、私が分からなかった単語「recur」を調べると「再発する、繰り返される、再び浮かぶ、回想される」などの意味があるようです。
はーん、「never recur」で「繰り返せない」→「二度とない」になるのか。
これは答えは、『一期一会』。
なお、ヒントとして書いた「Once-in-a-lifetime opportunity」は「Once-in-a-lifetime」で「一生に一回だけ」、「opportunity」で「機会、好機」より、「一生に一回だけの機会」となるようです。
④the universe
N「はぁ?」
単語だから、想像できる事柄を全部挙げてみて。♀( ̄▽ ̄*)
N「宇宙。地球そのもの。丸ごと一つの世界……みたいな」
……はぁ。♀( ̄o ̄;)
全世界、全宇宙すべて……みたいなところから、『森羅万象』となる訳ですね。
⑤have so many visitors
N「多くの来訪者」
「have」は無視なんだ……。「多くの来訪者を得る」とかかと思った。
♀(・_・;)
N「多分、ここのhaveはあまり意味を持たない。『来訪者』に含まれてるから」
はー、重複ってやつね。
と言う訳で、答えは『千客万来』。
⑥be in a fog
N「霧の中にいる」
これはさすがに私でも直訳はわかりました。♀( ̄▽ ̄*)
「fog」が霧。車を買うときにフォグランプが付いてるのにするかしないかで迷った経験があって、それで覚えてました。
答えは、『五里霧中』。
さて、現れた漢数字を算用数字に直して計算すると?
1+2+10+10+1+1+10000+1000+10000+5=21030
と言う訳で、答えは『21030』となります。




