第55問 「ちょっとしたクイズ」その28
今回は「北斗七星」と「カシオペア座」です。
小学生のときに星座早見盤を使って夜空を眺めましたよね。
問題の前に、北斗七星とカシオペア座について簡単に説明します。
北斗七星は北極星を中心として回っているのですが、あの有名な『カシオペア座』も北極星を中心として回る、北の空に見える星座です。
この北斗七星とカシオペア座から北極星を見つける方法があちこちで紹介されていますので、こちらでも挙げておきますね。
北斗七星の方は、柄杓の最後の辺の長さを1とし、そこから延長上に5倍した位置に北極星があります。
カシオペア座の方は、Wの左右の2辺を延長させて四角形をつくり、その対角線の長さを1とします。そこから真ん中の星の延長上に5倍した位置に北極星があります。
1年中見える星座ですので、確認してみてくださいね。
さて、それでは問題です。
次の図を見てください。
これは、8月15日の午後8時頃、北の空を見上げたときの北斗七星とカシオペア座の様子を表したものです。
●問1
北斗七星のAの星がカシオペア座のBの星と同じ方角に来るのは、何月何日の何時頃ですか。
ただし、8月15日午後8時以降で最も早い日時を答えなさい。
●問2
北斗七星のAと北極星、カシオペア座のBの星とのなす角は約150度です。3か月後、この角度はどうなっていますか。
●問3
10か月後、北斗七星のAの星が図と同じ位置に見えるのは、何時頃ですか。




