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計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
王子廃嫡 東国戦争回避旅立編

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第99話

次の日

パパン王は東国の国主に手紙を出した。


「我の息子を差し出す。

好きにせよ。

条件は戦争を絶対回避せよ。

息子が遺体になった場合はこちらに即返還せよ。

さもなくば問答無用で貴国を滅す。」



そして国民にも廃嫡を伝え

時期王 女王は妹となった。

妹は兄とは違い 多彩で頭もよく

魔法の才もずば抜けてると評判で

魔力0の王子とは大違いだった。


国民はあっさり受け入れるどころか

皆喜んでいた。時期女王歓迎の催しがあるくらいに

みんなボンクラ王子と

侮っているからだ。


だが一部では

王子が黒騎士ごっこしているときに

たまたま助かった人たちなどは

王子を支持していたが 国民の1割以下

いや、良くて10人単位であった。

幼少のころ黒騎士ごっこしていた王子は

あまり正体を隠してなく

救助した人の目の前で、フルプレートを解除したり

していたからだ。


王執務室

「くそ!国民どもめ… わが息子を

侮りおってからに…」

怒りをあらわにするパパン王


「ふぉっふぉっ殿下が最初からお決めに

なられたらこと…仕方あるまい」じいや


「税でもあげますか?王子廃嫡

で喜んだ者達だけ。」メイド長


「ああ、ぜひそうしようか!!

ただ…我は情けないな…息子を助けられんとは…」

パパン王


「ふぉっふぉっ殿下には殿下の道があろうて。

何人たりとも止めるのは無理じゃ」じいや


「はい、ですが

やはり悲しんです……坊ちゃま…」メイド長


「はじめて国を率先して滅ぼしたいと思ったぞ!

自国民もだ!!」机を叩くパパン王

息子がたすかるなら自国民でも平気で大量殺戮

するであろうくらい家族愛第一なのだった。


「ふぉっふぉっ気持ちはわからんでもないが…

それはさすがに殿下が悲しむぞい」じいや


「はい、打つ手がない

自分の非力さがこんなにもつらいとは…

坊ちゃまはいつ、いかれるので?」メイド長



「いま親戚の騎士団、魔法師団に別れを言いに

行っておるみたいだ。

最後に我が妃 ママンと妹に別れをつげ

もうすぐ行くそうだ」パパン王


「ふぉっふぉっ殿下の行く道に幸あらんことを…」じいや




オレは

親戚の叔父が騎士団長の騎士団と 

ばあや 祖母が魔法師団長の魔法師団

各100名 計200名に

東国に行くまえに挨拶をと 

離れにあるから歩いていた。


すると串焼きの匂いが…


あ、まえ武道大会のとき

ここで串焼きパクって

東国の姫にタレをかけてしまったんだっけか…


まあパクっても

王宮に請求が全部行く。

が今のオレはもう王子ではない…

廃嫡宣言は終わってるから今のオレは

もう一般人…元王子なのだ。


もう食べれないと諦めて歩くと

「おい!!」串焼きのおっちゃん


「なに?」


「持っていきな…」


「オレ氏?金ないよ?

もう王子でもないの知ってるで「いい、もってけ また来いよ。」しょ?」


とぶっきらぼうに串焼きをくれた。

「あんがと!おっちゃん」

といいオレは立ち去った。





立ち去った後 独り言で

「お礼をいうのはオレのほうだっての!

昔、カミさんを助けてくれてありがとな。

ボンクラ王子、いや今はボンクラ元王子か…」

王子が幼少の頃、黒騎士ごっこしてるとき

串焼きのおっちゃんの奥さんを

盗賊から助けていた。


実は元王子が黒騎士と知っており 

数少ないボンクラ王子の支持者だった。


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m


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