第67話 3〜9階層 クロノギルドカード
氏名 姓クロノ 名キシ
武器 刀
魔力 0
魔法 使えない。
前衛
パーティー 募集しない。
技能レベルや、功績 経験歴 0 初心者
最高到達階層 2
残高 20000円
ギルドランク 圏外
東京のダンジョンで剣技を磨き中なオレ
なかなかの出来だ。
日本に家はないから公園で一夜を過ごした。
総理から別荘をもらっているが
あれは黒騎士用だ。
黒騎士はバスターソード、大剣を使うのが
しっくりくるからな!
いまは刀の剣技を修行中したい。
公園で素振りをする。
オレは王子だから恵まれている
だがこういうのも悪くない
そう!ホームレスなうだ!!
朝になると学生も通る
「見てみて!あの人素振りしてるよ」
「ださっ笑」
「今どき刀って」
「魔法の練習ならわかるけどねえ…」
「時代遅れー」
「魔法が無い時代の人じゃね?www」
「見た目若いよ!なのにこの時間にってことは」「ニートだwww草生えた」
ボロクソ言われてる…
だが間違ってないし
別にいい…
ただただ、剣技を磨いていく修行をするオレ
素振りの気が済んだらまたギルドへ行く。
寝らずに半日ぶっ続けで素振りのみをした。
一番隊組長の型をイメージしながら。
そして今朝は3階層からだ
ゴブリンメイジ
遠距離の魔法使いだ。
間合いの外だが血塗られた愛刀を振り
血の斬撃を飛ばした。
あっさり消滅した。
か、カッコいい!!
愛刀も脈打ち喜んでる。
4階層
アーマーゴブリン
鎧や兜を装備してた。
正眼に構え
縦に兜、鎧ごと真っ二つにした。
5階層〜9階層
いろいろなゴブリン集団だった。
(ゴブリン)
ナイト
アーチャー
ライダー
メイジ
アーマーなど
一対多数 だ。
遠くに斬撃を、飛ばしたり
一度に、三匹横薙ぎで切り捨てたり
一度の突きでの五匹貫通させたり
日々技量が増していったオレ。
そしてギルドに帰る
「買い取り頼む」
「かしこまりました
極小×800 小×50 ギルドカードに入金致しました。 すごいペースですね…
無理してないですか?」受付嬢
「ああ、大丈夫だ」
「少し痩せれましたか?」
「確かに…かもしれんなら。」
刀を使い 鍛錬を始め
身体が最適化してきたのかもしれん。
オレは毎日トレーニングしてるからか
筋肉隆々で身体がかなりデカかった。
「ご無理はされないよう…
心配です…」
「了解した、では。」
まだまだ探索初心者のデカデカ名札だから
心配してくれたんだろう
ふう…一息つく。
ギルドに隣接してる
風呂に入り飯をたべる
1000円だった。
探索初心者は割引が効いた。
確かに初心者は実力がない奴が多いし
金も大変だからな。
いいギルドだ。
いつもの公園に行きまたひたすら素振りをする。
剣の道は果てがない…
終わりもない…
また学生が通る時間になった。
「おいまたいるぜ!」
「誰か声かけろよ」
「素振り野郎だ」
「やだよ、変質者じゃね」
「けど剣を振るの姿…綺麗…」
「そ、そうかあ?」
「いやいや、キモいって!」
オレは雑音が、入らないくらい集中してた。
また早朝になるとギルドへいく
すると
「おい!!お前探索初心者か?」
と声をいきなりかけられた。
「ああ」
以前黒騎士のときに親切にしてくれようとした
ヒャッハーなるモヒカン頭がオレに声をかけて
きたのだった。
肩パッドは相変わらずトゲトゲだった。
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