第404話
オレはあまりのクズ振りな子爵を覇気で
押し潰す。
「ぐえぇぇぇぇぇ!!
お、おゆ、お許しおぉぉお!」
「ぱ、パパ!!
お、おい!なにをしている!
私兵達よ!こいつを殺せ!!」
焦り怒鳴る嫡男
「し、しかし…」
と、私兵長が言う。
散々子爵のおかげで美味しい思いを
してきたが、相手が悪すぎる…
王直属部隊はそれほど畏怖されている
組織。
この国の要だからだ
しかも黒騎士はその中の総隊長。
王に次ぐ権限があると理解したのだった
「お前らには追って沙汰を下す…
全員動くな!!」
とオレは覇気をつかい動かないようにした。
そして漆黒の腕を可視化させる。
まるで新たに背中から巨大な腕が一本生えた
様に演出し、子爵を握り上空へ
見世物のように打ち上げた。
「た、たひゅけ…た、た、ぐぎゃ!!」
徐々にチカラを入れゆっくり握り潰した
「汚え花火だったな…」
嫡男や、私兵達は全員ただただ動くことなく
呆然とみていた。
「さあ、次はお前達の番だが…
パパン王からは嫡男…お前の粛清をと
言われ任務でわたしは来た。覚悟は良いな?」
とオレはカシャン、カシャンと足音を鳴らし
近づく。
「ま、待て!!いや、まって!
まってください!!助けて!助けてください!
お願いします!お願いお願いお願い!」
と泣き叫ぶ嫡男
「ん?わたしは平民だぞ?いいのか?
平民に命乞いをする貴族がいて?」
「ち、ちがう、ぼ、僕ちんは…
僕ちんは…し、知らなかったんです!
おまえ…あ、あなたが王直属部隊だなんて、
あれは貴族以上の権限が、そう!
だからあなたは貴族!
貴族だから無効!!無効なんだー!」
ん?どゆこと?
オレは嫡男の言い分がよくわからなかった…
まあ、いいか
「お前が今更なんと言おうと
討伐は免れない…が、まあ…
お前も成人したばかりか…
なら慈悲、やり直すチャンスくらいは合っても
いいかもしれんな。
条件を飲めばわたしはパパン王に助命嘆願して
もいいぞ」
まあ、あくまでも助命嘆願だからね?
嘆願だからやっぱり死刑もありえるし
死よりもつらい実刑だってあり得るわけで…
「やります!!やらせてください!
ぜひ、お願いします!」
と嫡男は土下座する
「なあに、簡単さ。
今回被害を被ったのはわたしではない。
お前が奴隷にしてきた平民達だろう。
賠償でもなんでもして、全員から許しを請え。
それが出来ればわたしからはパパン王に
助命嘆願してやろう。」
とオレは言ったのだった。
読者の皆様いつも応援ありがとうございます
完結に向け頑張ってだいたいの
ストーリーも作っておりましたが…
モチベーション低下、あとは新作を書きたくなり…
一旦ここで、この作品は休憩させて頂きます。
一応完結させるつもりではありますが
現在は未定です…
新作
デブのイジメられっ子、正体を隠し日本探索者学園、ダンジョンで無双する。
よろしくお願いいたします。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメト など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




