第403話
オレは東国の姫に嫌いと言われ
アンサーにカッコをつけて
一人言をいったが
「なんだお前?わけのわからない事を!
今さら僕ちんに命乞いしても無駄だからな!」
と子爵嫡男に言われる黒騎士ことオレ
「ああ、お互いにな。
どちらが滅びるまで徹底的にやろう。
わたしも今さら命が惜しいとは思わない。
最初からお前達の命を奪いに来たのだからな。
わたしが負けたら拷問でもなんでも好きに致せ。」
今更、楽に死ねるとは思っていない。
数多の生き物を手に掛けてきたオレには
そういう覚悟がある。
オレの死に様はきっと悲惨だろうな
と子爵嫡男がパパこと子爵の元へ行って
こちらに私兵を連れてきた。
オレは今子爵の豪邸門まえにいる
「なんだ貴様は!平民のクセに
わしのかわいいかわいい嫡男にイチャモンを
つけたそうじゃないか?」
子爵
「ああ、わたしは平民だ。
そして王直属部隊が一人、総隊長と
名乗っておこう。王より依頼を受け
お前を殺しにきた者だ!」
「パパなんかまたこいつ世迷い言、言ってるよ!
やっつけて奴隷にしよう!」
「い、いや待て!!!王直属部隊だと?」
冷や汗をかきはじめる子爵
「ああ、だが肩書なんて何でもいい。
わたしは平民で、貴族に逆らった。
平民を奴隷にするんだろ?わたしを
奴隷にしてみろよ。まあ反撃するがな!」
「パパどうしたの?はやくやっちゃってよ!」
「い、いや、ちょっと、ちょっと待て!
いや待ってくれ!わしはなにもしておらん!
嫡男がやったことで…」
いきなり旗色が悪くなったと焦る子爵
「見苦しいな…嫡男に責任をおしつけるなど…
わたしを殺す以外止める術はないぞ!
子爵よ!」
「パパ!!おい!私兵もなんか言えよ!」
と嫡男が喚くが…
私兵は即座に土下座。
そして子爵は
「お、お待ちを!!総隊長殿…
いや総隊長様!!こ、これらは誤解…
そう、不幸な誤解、誤解が!!
家のバカな嫡男が仕手がしたことゆえ!
な、なんとか、なんとか平に御容赦願いたい!」 と同じく土下座してきた子爵。
嫡男は呆けているだけ
オレには子爵の内心が透けてみえた。
全ての罪を擦り付け許しを請い、
次男だか三男を跡継ぎにすればいいと…
「クズが!」
ブタオをいじめていたヤンキーの
父親議員は息子の不始末を自らの命で
許してほしいと息子を庇ったのに
なんたる浅ましさ!!
オレは怒りにいや、あまりの醜さに
苛立ったのだった。
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