第399話
ママンと一線を越えそうになったが
なんとかパパン王からの伝令書を
見せてもらう。
ふむふむ…
まあ黒騎士のオレに依頼らしい。
貴族の粛清とな…
だが本人の意思とママンの許可が有り
はじめて依頼が成立するみたい。
命令ではなくあくまでも任務依頼だった。
「ママン…パパンが困ってるみたいだから
わたしが任務に行くのを了承してくれるな?
だからしばらくは留守になる…」
ママンは嫌だと首を横に振るが…
「わかってくれ。また来るから
今は国のために役に立ちたいのだ。」
とママンの頭を優しく撫で
オレは王宮、パパン王の執務室へ転移した。
その後愛しい息子が行ってしまい
全裸で呆けるママン王妃
本当は抱いてほしかったし
任務も許可したくなかった…
行ってほしくなかった…
とりあえず服を来て
旦那のパパン王が息子に無茶かなにを言わないか
自分も王宮、王執務室へ転移しようと
するが…
なぜか日本ダンジョンより異変を感じるママン
おかしい…
ボスが倒されていないのに
ダンジョンにずっと不在?
随分前になるけど約束を反故にされたのかしら?
そして首を傾げ
「あらあら、うふふ」
と笑みを零し日本ダンジョンへと
転移したのだった。
愛しい息子が戻ってくるまでには
用を片付けようと…
そんなことになってるとは
つゆ知らず
オレこと黒騎士は
王宮、王執務室へノックもせず
ズカズカ入り込んだ。
「わたしに任務をお願いたいしたいとな?
来てやったぞ!」
と偉そうにいうオレ
「お、おう!い、いきなり、び、ビックリしたわ…
こ、コホン!よく来た黒騎士。
ママンからの許可よく取れたな。」
実の父親、英雄王ことパパン
「く、黒騎士殿?!いらっしゃいませ。
ただいまお茶を!」
メイド長
元エリートアサシン
「黒騎士さん。こんにちは!
任務一緒にいきたい!」
次期女王、主人公の妹
「ふぉっふぉっ、黒騎士殿下か?
よう来た。」
幼少のとき教育係、じいや
といつものメンバーが執務室にいて
和むオレ。
ん?いま、じいや殿下って言ったか?
まあいいや
「して、任務とは?」
「ん、あ、まあ。そのだな…
メイド隊の報告によれば、子爵が
平民に無理やり金を貸し、利子で縛りあげ
奴隷化させていると情報が入った。
コホン…
一族郎党殲滅せよ!!」
覇気を出すパパン
「女子供は法の裁きで良かろう。」
即いい返すオレ。
女子供はまだ手に掛けたことはない。
昔ママンの護衛をしていたとき
幼子を手に掛けようとしたがママンが止めにきた…
だから極力は法に任せたい。
加担してなければ減刑を嘆願くらいはするさ。
だがそれでも死罪になったら知らんが…
「…まあ、委細任せる。我や他の直属部隊、
騎士団、魔法師団も手一杯でな…
なら捕縛要員が、
必要「わたしが参ります!」か?」
パパン王の言葉を遮り立候補するメイド長だった
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




