第396話
異世界中央、自国
王執務室
コンコン
「入れ」パパン王
この異世界を武力で支配してる王
主人公の父親
「失礼致します。」メイド長
元エリートアサシン
「メイド長さん。こんにちは!」
次期女王、主人公の妹
「ふぉっふぉっ、王妃は欠席か?
また黒騎士殿下のとこかのう」
幼少のとき教育係、じいや
王妃が連れてきた
黒騎士を家族はみんな元王子と今は気づいている。
認識阻害がかかり黒騎士が王子とはわからなく
なってはいるがすでに確信を持たれ無効化に
なっている。
そして家族一同、元王子は別人になりきり
黒騎士と生きているとして理解し
気づかない振りをしようと決めたのだった。
変につついて居なくならないようにだ。
ちなみにパパン王は、王直属部隊総隊長にと
黒騎士を任命していた。
「ん、バカ息子…いや総隊長は
任務受けてくれそうか?」
「坊っちゃま…いえ総隊長殿にはメイド隊が
王妃様づてに伝令を飛ばしております。」
「兄様…じゃなかった総隊長さんと任務したい!」
「ふぉっふぉっ黒騎士殿下は相変わらず自由じゃ
のう、あ、今はもう殿下じゃなかったわい!」
と、まだ元王子を別人対応として
ちょっと違和感がある家族一同。
「今は猫の手も借りたいほどだ…
ノーネーム…彼奴のせいで国が、いや、世界が
少しずつ反乱思考に、なりつつある。
本体を今すぐに出も叩きたいが…
まずはわが国中央を安定させねば…」
武力で世界を統一していた英雄王だが
ノーネームという組織が勢力を増し
暗躍し続けている。
今までは対抗勢力がなくどこの国や貴族も
反乱、内乱することなく大人しくしていたが
ノーネームが出来るなら自分にも出来ると
勘違いし、元々好戦的だったものが反乱や
戦争を企てはじめた。
やはり人はなにかきっかけでもあれば
すぐ争うように遺伝子に組み込まれているらしい…
「王妃様は黒騎士殿の出撃に
同意なさるでしょうか…」
「ママンは黒騎士さんを
武力に使いたがらないからね…」
「ふぉっふぉっ王妃はいつまで
たっても甘い考えじゃからな…
だが非情な決断、いや誰かが
やらねらばいかんのじゃよ。」
と、じいやは長生きな分だけ
国、人という在り方を理解していたのだった
かも知れない。
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