第391話
わたしは魔法少女
初恋の黒騎士を好きになれないと
東国の姫から言われた。
まあ仕方ない、好き嫌いは誰にでもある。
わたしはわりと黒騎士みたいに過激でも
気にしないタイプだけど
東国の姫はやりすぎだと言う。
けど加害者が学生だったとしても
犯罪は犯罪。
この国のルールがあるだろうし。
わたしも日本の法律は甘すぎと思う…
犯罪大国だし、再犯率もすごい。
この中央という国を見習うべき。
まあわたし一人、いや大多数が思ったところで
結局なにも変わらないか…
「そ、そうね…
王子捜索の打ち切りを聞きに行かないと…
英雄王に謁見手続きしないと…
けどわたしも今以上にチカラをつけて
いずれ黒騎士殿を止めてみせる。
なんでも武力で解決してはいけないわ!
話合いで解決しないと
いつまでたっても戦争はなくならい!」
中央と東国の戦争で
元王子が自らを犠牲にしたことで
戦争に敏感になっている東国の姫。
「…まあ、人には、国にはそれぞれ考え方が
あるよ。今考えても仕方ないよ」
ちょっと面倒臭くなってきたわたし。
「そうね…そのためには止めれるだけの
チカラがほしいわ!」
「また日本に帰ったらダンジョンいこ。
それでいいでしょ」
「あれ?なんかお主投げやりになってない?」
わたしの態度や口調からなんとなく見抜かれた…
「あれ?なんかいい匂いがする…」
わたしは面倒臭さと小腹が空いたからかそんな
ことを口走った。
いい匂いにつられて見たら
屋台だった…
「ん?嬢ちゃん達!
へい!らっしゃい!串焼きどうだ?」
串焼き屋のおっちゃん
「食べたい…」
けどわたしはこの国のお金持ってなかった…
「…まあいいわ。お主食べたいの?
ならわたしが買うわ。2本ちょうだい。」
「ありがとな。嬢ちゃん達べっぴんだから
一本はおまけだ。お会計は銅貨1枚でいい」
と、2本購入して銅貨1枚を支払う
東国の姫
ちなみに銅貨は1枚で
100円の価値くらいらしい。
「ありがと」
わたしはお礼を言い串焼きを頬張る。
わたしは口が小さいから
リスやハムスターの食事みたいって
良くからかわれる。
む〜
「美味しい…」
「ね!それでね、元王子に串焼きのタレを
かけられたの。それが初対面だったんだ!」
またのろけがはじまったと
わたしは思った。
「ん?嬢ちゃん達、元王子…ボンクラ王子と
知り合いか?」
と、串焼きのおっちゃんから尋ねられた
のだった。
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