第390話
わたしは魔法少女
黒騎士は任務のついでにわたし達を
助けてくれたみたい。
だけどやりすぎだと東国の姫が
言う。
「姫様…あなたは他国の人間です。
中央のことには口を出さないで頂きたく。
それに此奴らはすでに成人しており、
違法な金貸しをし、平民の奴隷化を
しており、それにより王より命が下った次第!!」
とメイド長が強めに言う。
「くっ…」東国の姫
「まあ、納得しろとは言わん…
が、理解はしろ。それでも異を唱えるなら
お前とわたしは戦わねばならん…
わたしにそうさせないでくれ…」
黒騎士
「なにをわけのわからないことを!!
僕ちんのパパは子爵なんだぞ!
お前みたいな平民に王が命を下す?
バカも休み休みいえ!嘘をつくな!」子爵の嫡男
ちなみに黒騎士は自身を平民と名乗っている。
「わかったわ…でもわたしは納得しない!
けど、黒騎士殿にも勝てないのは理解してる…
だからわたしがチカラをつけたらいずれ!!
あなた達みたいなやり方では解決は出来ない!
新たな火種を作るだけだわ!」
東国の姫
「…では黒騎士殿、わたしは取り巻きを
市中引きずり回して参ります。」
罪名を書いたデカいプラカードが
取り巻きの頭上に浮かびあがり
メイド長そう言った。
「…まあ殺してはやるな。
日常生活はもうままならないだろうがな…
と、おい!貴族の嫡男とやら。
平民のわたしが貴族に、逆らったのだ。
お前の父親のとこにつれていけ。
メイド長よ、あとで合流せよ!」
「はっ!!」
黒騎士とメイド長は東国の姫を無視してた。
「当たり前だ!いまから平民のお前を
子爵領へ連れていき貴族へ逆らった罰で
拷問からの処刑だ!覚悟はいいな!
逃げるなよ!」
子爵の嫡男
わたし達は空気と化し話は進んでいった…
「ふん!お主達なんか嫌いよ!
なんでもかんでも武力!野蛮よ!」
と東国の姫は最後負け犬の遠吠えらしく
叫んだ。
そして
メイド長は取り巻きを見せしめのため
市中引きずり回しに行き
黒騎士は子爵の嫡男と転移し
子爵領へ…
皆殺ししたあとメイド長と合流するみたい…
お仕事のパートナーなのかな?
確か黒騎士はギルド持ってて依頼受けるって
公言してたしね。
取り残されたわたし達…
気まずい…
「その…言いたいことはわかるけど、
トラブルは現地の人に任せよ。
黒騎士なら絶対大丈夫だし、依頼だと
思う。依頼主の意向もあるだろうし…」
「う、うん…ごめん…
けどわたし黒騎士殿好きになれないよ…
お主の初恋相手だけど、やり方が…」
「仕方ないよ。ちょっと過激すぎたしね…
それより元王子の捜索打ち切り
聞きに行かないとでしょ?」
とわたしは本来ここに来た目的を東国の
姫に言ったのだった。
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