第385話
わたしは魔法少女
一夜明け、いまから東国の姫と
中央と呼ばれる大陸、一番大きな国に
行くことになった。
首都かなにかかな?
東国の姫の旦那こと元王子の国らしい。
捜索を今まで秘密裏に一緒にしてたのに
突然の打ち切りで
それを問いただしに行くらしい…
転移でいけるからと
すぐ到着した。
すごく栄えてびっくりした…
日本とは比べてにはなるけど…
高級感ある中世ヨーロッパみたいな
感じ?なのかな?
裕福そうな街並みと賑わう人達で、
かなり大きな闘技場の近くに転移した。
遠目に高台にはさらに広い
国の象徴とも言えそうな宮殿もある。
「この闘技場で元王子と決勝で
対戦したの!懐かしいなあ」
「へーそうなんだ」
またのろけかな?
「指一本で完封負けだけどね」
「それで惚れたの?」
「う、うん…強くて優しかった…
ノーネーム…師匠や、黒騎士殿にもひけを
とらないはずよ」
クロノのことをノーネームや師匠と呼ぶ
東国の姫
クロノはこの国ではノーネームって名乗り
テロリストとなってるみたい…
けどわたしは知ってる。
クロノは奴隷制度に悩んでどうにかしたいと…
非道な虐待などが行われていたのを今まで知らず、
今はそれを知り何もしないわけにはいかないと…
結果、テロリストの汚名を受け入れて
るだけなのだとわたしは知っている…
まあ別になんでもいい。
クロノはクロノ
それ以上でも以下でもない
どんなクロノでもわたしはずっと好きだから
「ふーん、けどクロノが一番」
「えー…けどそうかもね…
模擬戦では師匠の勝ちだとわたしも思うし、
その相手の黒騎士殿に、元王子の旦那は
討ち取られたってなってるからねー。
表向きはだけど…」
不服そうに言う東国の姫
模擬戦と殺し合いでは結果は違うかも
だけど、わたしはクロノが一番だと
信じてる。
クロノのチカラをずっと近くで見てきたから
と、本来なら聖女達とか
この手の話でケンカになるんだけど
東国の姫とはならないから
相性がいいのかも
わたしも自分が普通や正しとは思ってない。
ただ自分の気持ちにウソや、譲れないってなり
周りが見えなくなるだけ
クロノ以外は何もいらないのだから…
そんな中、東国の姫と親友になれて
本当に良かったと思った。
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