第384話
わたしは魔法少女
中央大陸、王直属部隊のメイド長と名乗る
人物と邂逅した。
「日本?聞いたこと無い国の名ですね…
と、そうでしたか…
身中お察し致します…
してご報告が…」メイド長
「うん、ただ旦那…元王子は日本にいた形跡は
あったの!報告?なにか進展あったの?」
メイド長をまくしたてる東国の姫
「その、我が国中央は…
元王子、坊っちゃまの捜索を中止
致しました…」
申し訳なさそうに俯くメイド長
ちなみに元王子が黒騎士と
身内にはバレたからもう
捜索の必要がないからだ。
ただそれは王家の極秘中の極秘になり
変につついて、元王子こと
現、王直属部隊、総隊長黒騎士とし
せっかく君臨して頂いてるのに
出ていったら事だからだ。
「え?なんで!なんでなの?
お主達にとっても掛け替えのない人のに!!」
取り乱す東国の姫
「…すみません…王よりのご決断となります…」
「お主は理由は知ってるの…?」
「はい…ですが理由はお答え出来ません…」
「わかったわ。なら直接聞きにいくわ!!」
「…アポイントがとれるかどうか…」
「取れないなら実力行使するまでよ!!」
わたしと同じく旦那のことに
なると周りが見えなくなる東国の姫
わたしもクロノのことになると
周りが見えなくなるから気持ちはわかる…
「…お伝えはしておきます…
ではわたしはこれにて」
とメイド長を名乗る人はカーテシーして
地面へ消えた。
なにかのスキル?かな?
はじめてみた…
「ごめん…もう観光出来なくなっちゃった…」
わたしに申し訳さそうに謝る東国の姫
「別にいいよ、いくんでしょ?」
「うん。あ、お主は日本帰る…?」
「付いていく」
「いいの?」
「うん。」
「ありがとう」
「親友だから」
わたしがそういったら
東国の姫は微笑み
わたしを抱きしめてきた。
そして
「わたしの愛情表現!」
と言ってきた。
「ちょ、ちょっと…
わたしはノーマル、レズじゃないから」
「はい、はい。お主も嬉しいくせに」
「ま、まあ…友達いなかったから
嬉しくはある…」
昔は幼馴染の聖女が親友だったけど
学園で揉めに揉めた。
クロノや黒騎士のことで…
さらにアメリカ少女とは
もっと険悪…
ずっとクロノの周りをチョロチョロして
アピールが鬱陶しい
生徒会長もあまり好きになれない…
クロノを勝手に兄上呼びして
この三人が学園での中心だから
自然とわたしはみんなから距離をとられ
敬遠されていき
いつも1人ぼっちだった…
強がってたけど、本当は心細かったの…
だから親友が新しく出来てからは
本当に楽しかった。
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