第383話
わたしは魔法少女
侍女に連れられ
東国の姫の父上に会った。
今は城の応接部屋にいる。
「ただいま戻ったわ!父上!!!」
東国の姫が元気よく叫んだ
「おー、久しいな。我が娘よ。
全くいきなり家出しよって!!」
「ちゃんと置き手紙したし、
帰ってきたからいいでしょ!
あ、紹介するわ!
この子、わたしが他国、日本という国に行ってて
ずっとお世話になってる子」
「はじめまして…」
「おー、そうであったか!!
いやはや、我が娘が世話になった。
感謝申す。ここでは何不自由なく
ゆるりと過ごされていかれよ。」
「うん。
と、いうことで明日からはいろいろ観光しようよ」
「ありがと…」
と、わたしは挨拶もそこそこに
歓迎された。
文明的には日本のほうが進んでる気がするけど
東国は良い国そう。
マンションとかは無く、
城とあとは平屋ばかり。
みんな袴に刀を差していたりで
どこの時代劇だろうと思った。
ただ地球にこんな国あったっけ?
ま、いっか
とわたしは別にどうでもいいことだから
思考を放棄した。
そして、また侍女と
東国の姫、わたしの三人で夕食をとったり
お風呂にはいった。
この2人は幼少の頃からの仲で
とにかく昔話や元王子の、のろけ話を
侍女から散々聞かされた。
まあ、悪い人達ではないし
疲れたけど良かった。
それにこの国は奴隷制があることも知れた…
たしかにクロノも奴隷制で悩んでた…
なんとかしたいと、
クロノはこの国ではノーネームと名乗り
奴隷解放のために
なにかしているのはもう確定だった。
会いたいな…
クロノ…
いまはこの東国にはいないのかな?
いるなら会いたいよ…
けど、結局都合良く会えるはずもなく…
観光で数日が終わり
城に帰ろうとしたら…
「お久しぶりです…姫様。
定期連絡をと…」
全く気配がしなかった…
いきなり後ろから声をかけられる。
「だ、だれ?!」
「あ、大丈夫よ。
中央大陸、英雄王お膝元のメイド長さん。
あ、英雄王は旦那の父上。
この人は旦那の元王子のメイドをしてた人だから。
わたしの旦那の捜索は秘密裏だから」
「これは失礼…
わたし中央、王直属部隊が一人
メイド長です。以後お見知りおきを。」
とカーテシーするメイド長
「はじめまして…
日本から観光で来ただけだけど…」
「日本という国に行ってたの。
元王子を探しに…成果はなかったけどね。
そっちは?」
と東国の姫はメイド長に尋ねるのだった。
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