第381話
わたしは魔法少女
いまはじめての海外旅行中。
クロノの後を追って来たわけではないけど
クロノが来たことある東国へと来た。
わたしの親友、東国の姫は
なぜだかここではノーネームって名乗ってる
クロノから刀の師事を仰いでいたらしい。
ちなみにクロノには気がないから
安心してって言われた…
確かにそれは安心した。
わたしはクロノのことになると見境なく
周りに当たり散らしたり、おかしくなって
自分の感情が制御出来なくなり暴走してしまう…
それくらい好きなの…
クロノを狙ってる
胸が無駄にデカいアメリカ少女や
専属受付嬢は本当にウザい…
いつもクロノにちょっかいかけて
くるからケンカになる…
だけど、クロノはわたしにだけ
故郷に連れてってくれるって約束してくれた。
それを知ったアメリカ少女の悔しがる顔は
いつ思い出しても爽快だった。
今はクロノが師事をしていた場所…
国だけど、そこに行けるそれだけでも嬉しい。
と、ちょっとひと昔前な街並みだった。
多分だけど日本のほうが発展してる感じだった…
「どう?わたしの国。東国は?」
「うん、風情がある?
なんかそんな感じでいい」
「でしょ?んでわたしが住んでる
首都、お江戸だよ!」
「江戸??」
「お江戸だよ」
「…」
日本の江戸時代を思い浮かべたけど、
そもそも外国だからちがうのか…
とわたしは思った。
「ここがわたしの旦那、元王子が所属してた
駐屯地。各隊長は元王子によって全員討死。
そのうちの1人、一番隊組長が元王子の友達
だったんだよ。元王子が介錯して
刀を受け継いだの、それが
なぜか今師匠がもってる血塗られた愛刀なの」
「そうだったんだ…」
そういえば、クロノも友を殺したって言ってたな。
わたしがそれにびっくりして
ちょっと距離が出来たんだけど、
今では仲良し。
だけどクロノ日本追放されちゃったから
さみしい…
また一緒に学園の寮に住みたいよ…
「姫様!!」侍女
と、考えごとしてたら知らない女の人
に話しかけられた。
あ、わたしじゃないか!
「久しぶり!帰ってきたわ!」
「はじめまして…」
「もう!いきなりいなくなって
心配しましたよ!
っはじめまして…姫様のお友達ですか?」
「ごめんね。だから早めに帰ってきたじゃない。
うん!現地で出来てお世話になった親友。
んでこっちはわたしの侍女、小さいときからの
友達」
「そうだったんだ」
「国主様も、心配しておりますよ。
ささ、参りましょう。
あなたも姫様がご迷惑おかけしました。
ぜひゆっくりしていかれてください。」
とわたしと東国の姫は
侍女と名乗った女性についていくのだった。
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