第379話
あちゃー
オレは2人の逢引に夢中で
大戦艦側面を傷つけてしまった。
結構頑丈と思っていたが
浸水で避難勧告が出た…
ど、どうしよう…
まあ借りてた中国には
知らんぷりでいいか…
けどみんなには
帰るまでがバカンスだ!
心して帰還せよ!!と言ってしまった
ばかりだ…
うん…多分この大戦艦沈むわ…
瞬く間に傾きはじめた…
どうしよう…
逢引を見るのに夢中で氷山を
完全に回避出来なかった
とか言えない…
とてもじゃないが言えない…
とりあえず…、、、
逃げるか!!
もちろんみんなは泳いでノーネーム拠点に帰ることになるが大丈夫だろう。
知らんけど…
最悪溺れたり、危ない人がいそうなら
助けるか…
とりあえずみんなが無事帰還出来るかまでは
見届ける。それがオレの責任だ…
とりあえず
「飼い犬よ、後は任せた。ではな」
とオレは逃げた
「ワンワン!」と
了承した飼い犬こと神狼フェンリル
バカンス中のみんなだが先ほどの
海賊兵が乗り込んで来るという訓練をしたばかりで
大戦艦が傾きはじめても混乱はなかった。
そこに艦長室から飛び出した
神狼フェンリル
「ワオーン!!!!!!」
と遠吠えをあげ神格を少し解放。
身体がどんどん大きくなる。
「あ、なるほど!!みんな聞いて!!
ノーネーム様は帰るまでがバカンスと
おっしゃられてた!
だから帰るまでが訓練!!
各員泳いで帰還!!
非戦闘員は限界まで頑張って泳いで、
無理と判断したら神狼フェンリル様の背に!
構成員は非戦闘員をきちんと補助!」
変な解釈をし始めた獣人ワン
「なるほど〜そういうわけだったスか!
最初から最後までノーネーム様のご計画だった
スか!」鬼人オニ
「なるほど、わからなかった。
けど楽しいバカンス…と訓練だった。」
エルフミミ
「ミーはまだまだ遊びたかったけど
仕方ないニャん…」
猫人ニャンコ
「サメちゃーん!乗せてでちゅ」
幼子テイマーは
海賊兵という名のエサで餌付けをして
サメ型の魔物をちゃっかりテイムしていた。
「う…いいとこだったが仕方ねえ…
今日こそはいけると思ったんだが…
王女様、泳げるか?まあオレ様がつきっきりで
見ててやるから安心しな。」
チャラ男
「そ、それは…ま、また今度にしましょうね
って…あ、いや、婚姻前はダメってあれほど!!
…泳げますが…心配だから
わたくしの側にいてください。」王女様
と、大戦艦か無事沈没し
みんなは泳いで帰った。
もちろん全員無事でした。
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