第378話
オレは甲板の先端にいる2人の逢引を
盗み見ている。
「いろいろあったが楽しかったか?」
元Sランク冒険者チャラ男
現ノーネーム構成員
「はい…けど…
いきなり訓練とかありびっくりしました…
はじめてわたくし人を殺めてしまい…」西国王女
「仕方ねえ…やらなきゃ殺られてた。
王女様は何も間違っちゃいねえ、
あいつらが間違ってたんだ!
それに最後はサメ型の魔物のエサだったろ。
もうアレは…
あんな鬼畜な海賊兵なんて人じゃねえ!
ノーネーム頭領様も言ってたぜ。
アレは海のエサだってな!」
「は、はい…ありがとうございます…
あまり気が動転せずにすみました…」
「大丈夫だ!王女様にはオレ様が
ずっと側についてるから!」
「ずっとですか?」
「ああ!ずっとだ!」
「ふふっ。ありがとうございます。
なんだかスッキリしました。
風が心地良い…
全身であびてるからかしら」
と王女は甲板の先端で大きく手を広げる
すると、少し戦艦が揺れぐらつく王女
「とと!危ねえ!オレ様が後ろから
支えるぜ!」
隻腕だから片手で王女様の腰を
抱きしめ支えるチャラ男
「ありがとうございます…なんだか
飛んでるみたい…」
と2人は手を握り見つめ合い
キスをしてた…
その様子をノーネームことオレは
盗み見ていた…
うん。感動的なシーンだ!
イチャイチャしてるな…
だけど、
なんだろ
すごい嫌な予感がしたオレ…
根拠は無いし、気の所為であってほしい…
と
前方から巨大な氷山がみえてきていた
こ、これか?オレの嫌な予感は?
大戦艦だし、氷山に負けるはずないが
一応は回避しとくか?
と操縦は出来ないから漆黒を操り
大戦艦を回避させたが…
「あ、あん!だ、ダメです!
こ、こんなとこではいけません!」
「い、いいじゃねえか王女様!ハァハァ」
と、服の中に手を入れ…
おっぱいを揉んでいるチャラ男
王女様も本気で嫌がる素振りは無い。
チャラ男は王女様のパンティーへ手を伸ばし
擦る
「あ!あっ、あ…」
「な?いいだろ?」
「だ、…だめです…だめ…」
オレはつい淫靡な声に気を取られ
氷山を回避するのが一瞬おくれ
掠ってしまった!!
あちゃー中国からの借り物だったが…
まあいっか!事故だ事故!
すると…
けたたましく警報がなった
「ウーー!ウーー!エマージェンシー!
エマージェンシー!浸水を確認!
浸水を確認!乗船員は直ちに避難
乗船員は直ちに避難!」
と大戦艦からいきなりアナウンスが流れた。
「なんだ!なんだ!」
「キャっ!怖い!」
と抱き合う2人
そしてびっくりするみんなだった。
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




