第368話
オレは中国の
探索者部隊から、戦艦と捕虜をもらった。
地球にあるクロノ神魔国に攻めてきて
降伏を承認する条件にしたのだ。
捕虜の司令官こと中国少女は吸血鬼女王に任せて
オレは異世界、自国へと転移した。
そう!
戦艦を見せびらかすためだ!
見よ!この大迫力!
かっこよさ!!
軍事用だからちゃと大砲や魚雷
煙突や艦橋もある
素晴らしいフォルムだ!
なりより数万人乗れるという
デカさ!!
本当はパパン王達にも見せたいが
無許可で領海内に入れば
迎撃されそうだから、
西国の帰らずの森にした。
そして隣接してる海に持っていった。
もちろん鎧さんの漆黒の魔力を使い
すると、何事だ?ワラワラと集まってきた
ノーネーム構成員達。
「ワンワン!」飼い犬
「ノーネーム様?!おかえりなさいっス!」
鬼人オニ
「ノーネーム様だ!会いたかった。」エルフミミ
「久しいな。よーしよしよし」
と飼い犬をモフる今は漆黒の仮面、
ノーネームのオレ。
「これ何っスか?大きい船っスね!」
「凄いかっこいい!」
「そうだろう、そうだろう。
いまから…いや、せっかくだから
みんなでこの大戦艦で航海するか?」
本当は見せびらかすだけだったが
もったいないな。
みんな乗せて試乗運転といこう!
「ワンワン!」行きたい行きたいと言ってる飼い犬
「いくっス!!いくっス!任務無いっスから!」
「行きたい。ノーネーム様と」
「そうか。そうか。
この大戦艦、まだまだ乗せれるから
みんな乗せてやろう。」
とみんなで話をしていたら
獣人ワン達も合流してきた。
まあ、みんないきなりは用意などあるだろうから
1時間後に出航する旨を伝えた。
食料やおやつもつまんで楽しもう!
たくさん乗れるから友達とかも
じゃんじゃん連れてきていいと言う
気分は艦長なオレ。
そしてノーネーム構成員は全員乗船するみたい。
あとは西国から人種が少数。
まあいきなり告知も無しに航海だからな。
ってノーネーム構成員は良く全員集まったな…
いまでは一万人くらいいるらしい…
拠点の帰らずの森は街?ちょっとした
小さい国?になってて
大開拓されちゃってた…
まあ周りはまだまだ自然に囲まれてるし、
エルフ種もいるくらいだ、自然は大事に
してるのがよくわかる。
必要最低限しか森は伐採していないらしい。
とりあえず拠点ががら空きになるのはマズイから
オレの固有能力、限定(無)で隔離して
空間を断絶しといたのだった。
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