第363話
隣国の獣人達は処刑場にいるらしい…
ウチこと獣人ワンは野盗に聞いて驚愕した。
「ふう…もういいよ!
くらえ!!ビーストクロー!!」
と、ウチはやられた振りをやめ野盗の喉を切る。
「ぎいんやー!!」
大量出血し、倒れる野盗
「ニャんニャん!猫爪ニャん!」
猫人ニャンコはぷにぷにの肉球から
爪を出し野盗の顔面を引っ掻く。
「ぐああああ!!」
顔の皮膚がズタズタに引き裂かれ
頭蓋が見え始める野盗。
「お、おい!ひ、人質がどうなっても
いいのか?」
野盗のお頭が言う。
野盗は幼子テイマーを人質にしている。
「もういいよ。」
「了解でちゅ。鳥ちゃーん!おいででちゅ。」
「お、おい…なにを…へっ?」
魔鳥に頭を食い千切られた野盗のお頭
「ひえええー!!」
お頭がやられ蜘蛛の子を散らすように
逃げる野盗達
「くるニャん!デスサイズ!」
猫人ニャンコは大鎌を召喚し
弧を描くように投擲
次々に野盗達の首が飛ぶ。
そして最後の1人になった野盗
「た、たすけ…たすけてくれ…」
「死んでくだちゃい!」
幼子テイマーが妖精族、特有の羽を生やし
はためかせた。
そして鱗粉が舞う
「あ、あひ、し、しびれ、あ、あひひひ」
幻覚作用が働き始めた野盗。
そして鞭を取り出した幼子テイマー。
妖精族からか、幼子だから非力だ。
けどスナップを効かせ魔力を鞭に纏わせる。
そして…
パン!!!!!
凄まじい炸裂音とともに野盗の頭が
破裂したのだった。
「さ、急ぎましょ!処刑場にいるみたいだから
救出しに行かないと!」
「了解ニャん!」
「了解でちゅ」
とウチ達は身体強化し、隣国へと
向かう。
ちなみに幼子テイマーは
次のノーネーム神国、
幹部候補で1.2を争っている。
あと1人は西国元Sランク冒険者チャラ男だ。
別に二人を同時に推薦してもいいのだが、
猫人ニャンコと
鬼人オニ、エルフミミは一度派閥争いで
殺し合いをしたことがある。
猫人ニャンコの部下と
鬼人オニ、エルフミミの部下扱いのチャラ男、
代理派閥争い扱いになって
どちらが、はやくノーネーム神国幹部になれるか
競っているみたいだ。
はあ…
大変だなあ…
ノーネーム様に相談しようかなあ、
とウチは思ったが
ご多忙なノーネーム様の手を煩わせては
いけないと、頭を横に振ったのだった。
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