第361話
そのころ
異世界西国
帰らずの森、ノーネーム神国にて
クロノことノーネームがいない中
順調に国政は進んでいた。
むしろいないほうが順調といっていいほどだった。
ウチは獣人ワン。
昔は奴隷として虐げられていた
犬の獣人。
今はノーネーム神国、古参の幹部。
最古参は神狼フェンリル様だ。
幹部総括というポジションになって
日々個性的なノーネーム幹部をまとめている。
そして運営や任務の日々だ。
最近は属国になった
西国と交易が盛んに行われている。
基本的にはノーネーム神国が物資を
タダで提供する側だが、人種の技術にも
目を見張るものがあり、ノーネーム神国構成員達
に惜しみなく教えてくれる。
そして技術を習得して帰ってきたりと
お互いに良いことばかりだった。
まだ、人種の獣人亜人差別は完璧にはなくならない
けど、殺意を抱いたりはなくなっていっていた。
そして今は
まだ世界に蔓延る獣人亜人達の奴隷解放の
任へと久しぶりに出た。
西国との国政がだいぶ落ち着いてきたからだ。
なぜなら以前隣国が西国に攻め入って、
ノーネーム様のダークフレアにより
隣国兵10万が一瞬にして焼死し、
今度は隣国が疲弊していると噂が…
正直自業自得だが、しわ寄せで獣人亜人奴隷が
苦しんでるとのこと、
さすがにそれは見過ごせないので
同じく元奴隷で、中央悪党侯爵より保護した
ノーネーム神国幹部、猫人ニャンコと
東国、ガマガエル下衆代官から保護した幹部候補
幼子テイマーとウチの三人で隣国へ向かう。
ちなみに幼子テイマーは妖精族になる。
「さ、ウチ達の久しぶりの任務!
気を引き締めていくよ!」
「了解ニャん!!」
「わかりまちたでちゅ。鳥ちゃーん!!!
ピューイ!!おいでー」
と幼子テイマーが口笛を吹く。
すると
バサバサバサバサっと
大型魔鳥が現れた。
「背中失礼するね。」
「ニャんニャん!」
「鳥ちゃん、あっちの方角に行くでちゅ」
「カァーカァー」と了承の返事をする魔鳥
あまり隠密性はないが
移動には便利な魔鳥。
他にも偵察用の小鳥なども使役しているらしい
幼子テイマー。
すると…
ボロボロの鎧姿一同が目にはいる
「隣国兵?なんか汚らしい感じがするけど…」
「まるで鎧を着た野盗ニャん!」
「降りるでちゅか?」
ウチは迷う…
けど悪人でなければ助けてあげたい…
人種でも。
「降りよう!」
とウチは決断したのだった。
現在カクヨムにて404話まで更新㊥
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404話まで公開再会致します…
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新作
デブのイジメられっ子、正体を隠し日本探索者学園、ダンジョンで無双する。
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