第356話
中国探索者部隊は帰還の転移石で
全員帰国した。
探索者部隊なだけに緊急避難の転移石を全員持っているとは大した財力、武力なんだろう。
知らんけど
「お前様、捕虜は妾のおもちゃにしても?」
「…先ほども言ったが危害を加えたり
尊厳は踏みにじるな。相手が不快に
ならない程度でな。」
「了解しんした。お前様は優しすぎでありんす。」
「だがつぎ攻め入ってきたら、鏖殺しろ。
1人とて無事に帰すな。警告はしといたからな。
ただそしたら、その少女はどっかに逃がしてやれ。
捕虜として使えないなら、いらないからな。」
「お前様は、女の子に優しいんでありんしたね。
妾のときもそうでありんしたし。」
覆面レスラークロノと交戦し
命乞いから助かったことがある経験則から言う
吸血鬼女王。
「オレはあの戦艦を使い行くとこがある。
ではな」
と、オレは戦艦と転移し
地球にある、新しく出来たクロノ神魔国という
名の孤島より立ち去った。
「いってらっしゃいませ、お前様。
して…聞いた通りでありんす。」
と、妾は腰を抜かした中国少女へ話しかける。
「ひっ!!!な、なにするアルか…?」
怯える中国少女
「あらあら、先ほどまでの威勢はどこへ
いったでありんすか?
お仕置きしないといけないでありんすね!!」
「そ、その…
あ!クロノ元特級探索者が言ってたアル!
き、危害は加えたらダメアルよ!!」
「はいはい。わかってるでありんす。
さあ、来るでありんす。眷属よ!」
と、妾は中国少女を眷属に抱えさせ
漆黒城の浴槽へと向かう。
「脱ぎなんし!!戦闘したから
汚れているでありんす。」
「…恥ずかしい…ま、魔物に裸なんて
見せたくない…」
「図に乗るなよ羽虫!!妾はクロノ様みたいに
優しくないでありんすよ!」
妾は覇気を使い少し恐怖心を煽らせた。
そして乱暴に爪で服を切り裂いた。
「う…う…わかったアル…
魔物の言う事聞くアル…」
「口の聞き方に気をつけるでありんす羽虫!
妾のことは女王様と呼ぶでありんす!」
「わ、わかったアル…女王様…」
「よしよし、いい子でありんすね。」
と、妾は下着姿の中国少女の首筋を舐める。
「じょ、女王様?!な、なにを?」
「これからクロノ様の漆黒城に
お互い住む身でありんす。仲良くしんしょう。」
と、妾は甘噛みもするのだった。
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