第353話
妾は吸血鬼の女王
今、指揮官と話をしている
指揮官はランキング2位、中国少女
赤いチャイナドレスにお団子の髪留めをし
2つにくくっている。
妾は一騎討ちの提案を断られ…
「図に乗るなよでありんす!!
羽虫風情が!!血爪牙!!!」
妾は指揮官ではなく
血の爪撃をその側近達に放った。
だが…
バキン!!!!
怒りからか明らかに殺傷性がある攻撃をして
しまったのだが…
だからか、
「一騎討ち受けてやれ。次は庇わない。
どちらかが全滅するまでやるのか?」
「お前様!!」
「だ、だれアルか!?」
「オレはクロノ…
元特級探索者と言ったほうがいいか?」
と、クロノ様は何故か指揮官の側近が
死ぬのを良しとしなかったのか、
妾の血爪牙を手で軽く振り払い庇ったでありんす。
だけど次は庇わないと言われたから、
皆殺しにしてやるでありんす!!
「キャハハハ!!!
羽虫は皆殺しにするでありんす!!!」
「…クロノ…人類の叛逆者め…
魔物側について恥ずかしくないアルか?
…一騎討ち受けるアル…。」
「賢明な判断だ。
見届けよう、無駄な犠牲が出ないにこした
ことはないからな。」
「お前様が言うなら皆殺しは諦めるでありんす…」
「舐められたものアルね!
中国3千年の歴史、その頂点に立つ
わたしの武術とくと味わうアルよ!!」
と、妾と中国少女を名乗る指揮官の
一騎討ちで決着を付けることになったでありんす。
とりあえず眷属と、探索者部隊の戦闘は一時中断の
中
「来るでありんす!!
羽虫!!」
「ハイヤー!!!」
身体強化をし、円周上を回るように
動き、掌から気功を出し打ち出して
きた中国少女。
「なっ!!」
流れる動作で次々に打撃が
繰り出され被弾する吸血鬼女王
「ハイハイハイハイ!
八卦掌アル!」
最後に両手の掌を吸血鬼女王の腹に
突き出した。
吹き飛ばされた吸血鬼女王に
更なる追撃をと三節棍
を取り出した中国少女
そして口から火を吹き三節棍に火を纏わせ
激しく回転させた。
「ハイヤー!!ハイハイハイハイ!
火竜大乱舞!!」
回転により火の勢いを更に増し
三節棍で吸血鬼女王を滅多打ちにした中国少女
だった。
「魔物風情が、中国拳法舐めるなアル!!」
と、ポーズを決めた中国少女だった。
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