第348話
ドラゴンの主が共通と言う
小さいゴスロリチックな女の子に
それからいろいろ質問攻めされてたら…
なんと…
鎧さんがオレのために漆黒城の
建設をこの女の子にお願いしてたらしい。
ちなみにこの女の子は
アメリカダンジョン、奈落50階層のボスで
アメリカ少女と覆面レスラーの格好したオレで
会ってたわ…
やっと思い出せた。
確かに戦ったわ!
剣に血を吸わせてパワーアップする
やつ真似してたわ!うん!
今のオレは漆黒の仮面クロノバージョンで、
今は覆面レスラークロノではないからな。
この子はだからかすぐに気づけなかったらしい…
ちなみにオレはてっきり自国
異世界のほうに今はいると思い、
王族の姓、クロノを名乗ることは許さん!
と言ったが、ここは日本がある星。
地球のほうだった。
まあ地球ならクロノの姓がいても別にいいか…
先にクロノって姓の人もいるだろうし、
名乗ったらダメとそういう決まりは無い。
かくいうオレも地球ではもう王族ではないくせに
クロノの姓を未練たらしく、つかってる。
もちろん異世界の自国では使っていない。
ノーネームか、王直属部隊総隊長の黒騎士
どちらかだ。
と、
吸血鬼女王を名乗る、この子とは
誤解が解け、漆黒城へと案内されたオレ。
「鎧さんありがとうね。
っていまは漆黒の仮面か」
と、鎧さんこと今は漆黒の仮面に
お礼を言っていた。
すると喜んでいるのがわかるくらい
漆黒の仮面から
漆黒オーラが迸った。
「ひいいい!!お、お前様…一体どうしたで
ありんすか?なにか妾に粗相が…?」
いきなり何事かと
案内している最中
後ろを振り返り怯える吸血鬼女王。
「いや…この漆黒城は良い出来だ!
つ、つい喜んでしまい
覇気が漏れてしまったんだ。」
「そ、そうでありんしたか…
よ、良かったでありんす…」
依然ビクビクしてる吸血鬼女王だった。
まあ漆黒城は
室内も黒一色でかっこよかった。
自国の王宮は横に広く、
ノーネームでいるときは自身が建てたログハウス、
黒騎士のときは高級旅館と
また普段味わえない感覚にオレは歓喜した。
漆黒城は縦長だった。
孤島にある山の上にそびえ立ち
城壁や門もあり、そこから敵を迎えうつ仕様。
むしろ敵来てくれないかな?
とオレは厨二病心をくすぐられていたのだった。
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