第345話
世界ギルド評議国連盟が
大変なことになってるとはいざ知らず…
オレことクロノは起きた
「ふあ〜あ…よく寝た。
あ、今は鎧さんの中だったんだね。
いい寝心地だったよ。ありがとう鎧さん。」
と、漆黒のフルプレートから
漆黒の仮面にチェンジした鎧さん。
鎧さんを黒騎士として模擬戦をしたから
普段セーブしてたチカラを使い
そしたら、眠気がきた。
別に我慢出来るがお風呂と同じで娯楽だ。
だってオレは固有能力、限定(無)
により無間空間でずっと寝ないで鍛錬する
ことだって出来るくらいだからだ。
バサッバサッバサッバサッ
ん?
「あれ?空中?飛んでるの?
ってお前だったか。鎧さんとお散歩してたんか?」
寝てる間にペットのドラゴンの背に乗ってた
みたいだ。
「きゅおきゅお!!」
嬉しそうに鳴くドラゴン
見渡す限り海だった。
潮風が気持ちいい。
渡り鳥達がドラゴンと並走し
飛んでいる。
その光景に和むオレ。
お散歩だから低空飛行。
ゆっくり飛んでいたドラゴン。
ってどこに向かってるんだ?
ドラゴンの小屋がある黒騎士邸では
無さそうだ。
まあ、いまはクロノだからな。
黒騎士邸にいくなら黒騎士バージョンにならないと
だが…必要なさそうだ。
すると小さな孤島に着陸したドラゴン。
渡り鳥達も巣を作りにか、結局ここまでついてきて
ドラゴンとどっか散策しにいった。
「あれ?ここどこだ?
無人島か…?いや、立派な城がある…
か、かっこいい!漆黒のお城…
漆黒城か!!」
外観が漆黒色の立派なお城がそびえ立っていた。
すると…
バサバサバサバサッ
黒い翼をはためかせながら
漆黒城からゴスロリチックなドレスを
着た女の子がオレのとこに飛んで来た。
「誰でありんすか?
また狼藉者でありんすか?
身の程知らずの人種が!!」
覆面レスラークロノとはダンジョンボスの間で
面識があるが、
漆黒の仮面クロノとは面識がない吸血鬼女王
「いや、お前こそ誰だ?」
なんかこの女の子見たことがあるような…
と考えるオレ
「ここは、クロノ神魔国でありんすが!
先ほどの小島の報復でありんすか?
わざわざ1人で来るとは笑わせるでありんすね!」
「ん?クロノ?」
オレと同じ姓じゃないか…
家族の別荘とかあったけか?
オレが知らないだけか…?
クロノという姓は異世界では
代々王家にしか名乗りが許されない姓。
偽名や、クロノと名付けたら死罪となる。
英雄王一族にしか許されない姓であるのだった。
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