第341話
妾は吸血鬼女王
うるさい偉そうな奴を爪で
四肢を切断しといた。
「お、お助けを…お助け…」
「ひいっ!」
「おい!そこの魔導具を操ってる人種!!
このクロノ神魔国にゴミを
落とさせるわけにはいかないでありんす。
わかりんすね?」
「痛い…痛いよ…ママー」
「ひいっ!は、はい!」
「どこから来たでありんすか?
帰還するなら妾は直接は攻撃しない。
そしたら命は助けるかもしれないで
ありんすよ?」
「痛い…よ…いた…い…」
「ひいっ!隣の小島であります!
サー!イエッサー!!」
と、魔導具を操ってる人種に命令する妾。
バサバサバサバサバサバサバサバサ
と不快な騒音を撒き散らせながら。
隣の小島に到着したヘリコプター
「隣の小島国から来たでありんすか?」
「……」
「ひいっ!はい!」
「ならこの出撃を命令した偉いやつは
いるでありんすか?いるならその建物の
上空に行くでありんす。」
「…」
偉そうな奴はさっきから返事がない。
ただのしかばねのようだ。
「ひいっ!います!いま行きます!」
軍事ヘリコプターのパイロット
ヘリコプターは小島の首都
国会議事堂みたいな最高決定機関が
ある場所の上空へ
「そのまま上空で待機。
妾が良いと言うまで動いたらダメでありんす!」
妾はそう言い
不快な羽音を撒き散らす鉄の塊から出る。
黒い翼を生やしてから。
そして魔力で声帯を強化する。
声は小島全体に行き渡るようにして
「妾は始祖を先代に持つ
真祖のヴァンパイア!!
吸血鬼女王でありんす。
ダンジョンボスの間を守護する
魔物になっているでありんすがこの度、
妾はクロノ神魔国の者になりんした!!
そしてそのクロノ神魔国に
不届き者を派遣した者に罰を
与えに来んした!!!
人種共!思い知るがいいでありんす!」
と、妾は鉄の塊の不快な音がする羽を
爪の斬撃で切断し墜落させた。
そして墜落した場所をはじめあたりは
一瞬にして火の海となる。
わらわらと余波を浴びた人種が逃げ惑う。
「ふふっ。妾は魔導具を操る者に
直接は攻撃しないと言ったで
ありんすから間接的に攻撃しんした。
これで生きてたら命は助かったでありんすね。
妾は嘘はついてないから良かった良かった!
キャハハハハハハ!!」
と妾はクロノ神魔国のために害虫を
退治出来たと上機嫌に帰還したのだった。
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