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計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
頂上決戦 クロノ対黒騎士編

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331/404

第331話 奈落50階層ボス

漆黒のフルプレートの中で

スヤスヤと寝息をたてている覆面レスラーこと

クロノをみて驚愕する吸血鬼女王。


「お、お前様…取り込まれたでありんすか?

い、いや寝ているだけ?

と、なるとインテリジェンスウェポンの中で

ただ寝ているだけということでありんすか?」

黒騎士こと鎧さんは首を縦にふる。


最初は漆黒のフルプレートを同類の魔物と

思っていたが、長生きしているだけに

理解が早い吸血鬼女王。


ちなみにオーラ騎士、ダンジョン40階層のボスは

甲冑の魔物。

甲冑の中は空だが、人は入れない。

バラバラになれば消滅する。

だが鎧さんは形状変化できる漆黒そのもの。

漆黒の仮面やモヤになったりも出来る

知性ある武器。


「と、なるとそのインテリジェンスウェポンの

持ち主が寝ているお前様でいいでありんすか?」

黒騎士は再度首を縦に振る。


持ち主ということは所有者、主。

主従関係と理解した吸血鬼女王。

漆黒のフルプレートも得体の知れない強さだったが

以前交戦した、覆面レスラーはそれ以上の強さと

いうことか…


と、身震いする吸血鬼女王。

顕現させた吸血剣を霧散させたら

漆黒のフルプレートから掴んでいた腕が

解放された。

バスターソードも鎧さんこと黒騎士の周りクルクル浮遊しはじめた。


「なるほど…

で、妾に用が会って来たでありんすね?

妾の城の献上でなければ、先ほどのメモの城を

作る手伝いでありんすか?」

長生きなだけに理解力がある吸血鬼女王。

インテリジェンスウェポンが喋れないのも

承知済みで

漆黒のフルプレートの意図を汲み取る。

それに頷く漆黒のフルプレートこと鎧さん。


「了解したでありんす。主のお城を

作る用件でありんすね。だから妾には

危害を加えないでくんなまし。」


鎧さんは再度頷く。

話が早く助かっている。

元より吸血鬼女王に

危害を加えるつもりもなかったが…

寝室に無断で入室したから激怒させ

襲いかかられたのだ。


その御詫び兼、お城を作る対価にと

異空間から小瓶を出した鎧さん。


「ん?妾にくれるでありんすか?

こ、これは?!血?」

と、血にはうるさい

グルメの吸血鬼女王。

血は飲まなくても生きていけるが

ここ何百年間と口にしていなかった。

とうに飽きていたのだが…

ゴクリ、と喉をならしたのだった。

「ま、まさか、主のお前様の血かえ?」

と漆黒フルプレートの中で寝ている

覆面レスラークロノを指さしたのだった。

− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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