第321話
オレは黒騎士と相対した。
腰を落とし無手で構える。
「いつでも来なよ。」
と言う覆面レスラーの被り物だけを
被ってるオレ。
黒騎士はバスターソードを
自身から漆黒を迸らせながら
バスタソードも漆黒へと変色。
構えようとしたとき
「後ろ?!くっ!動くな!!!!」
オレは後ろから気配を感じた。
ダークニードルが来てた!
漆黒を針状にして貫く技。
一応試しに覇気を当てる
が…全く効果無し。
それが無数にもう仕掛けられていた。
さすがに全ては避けきれん…
致命傷だけを避けながら躱すオレ
が、黒騎士の漆黒バスターソードがもう来ていた。
早い!!
オレは腕を交差にし
クロスガードした。
が、踏ん張りが効かず後ろに押し込まれていく。
すかさず背中がダークニードルの
蜂の巣になったオレだが…
「くくっ!残像だよ。」
と、無傷のオレは背後に回って黒騎士に言う。
(…)
(す、すげえ…)
(互角か?)
(いや、黒騎士優勢だろ)
(クロノはまだ技出してないだろ。)
(覆面レスラークロノ頑張れ)
(クロノサン!心臓に悪いデス!)アメリカ少女
(クロノがんばれ)魔法少女。
東国の姫も一緒に見てる
(黒騎士様頑張ってください!)聖女。
厨二病メイドも一緒に見てる
(どっちも凄すぎるよ!)生徒会長
(特撮がすぎるぞ!僕のほうが強い!)勇者
(黒騎士殿、もう依頼は達成している。
負けるとは思ってはいないが
くれぐれも無茶だけはしないでくれ)総理
黒騎士にクロノと日本の和解を
依頼した総理
ふう…
やっぱり強いな…。
元王子に対してのヨイショじゃないからか純粋に
そう思える。
黒騎士には残像で背後をとっていたけど、
気づかれていた。間合いに踏み込めば
たちまち仕込んであるダークニードルに
やられていたかもな…。
そして何より楽しい。
「まだまだオレを楽しませてね!」
なあ黒騎士!
それに頷く黒騎士。
また漆黒のオーラを迸しらせながら
バスターソードは背にしまい
正拳突きの構えを取る黒騎士。
そして漆黒の1点に集め…
オレに向かって放ってきた。
凄まじい拳圧がオレに襲いかかってきた
オレはヒラリと紙一重で躱したが
躱した拳圧から黒龍が出てきた。
黒龍拳か?!
オレを飲み込まんと、漆黒の黒龍が
襲いかかる。
飲み込まれないように両手で黒龍の口を
抑えていたら
黒騎士は黒龍蹴をはなってきた。
なっ!!漆黒の黒龍が二匹だと!
さすがにまずい
「起きろ!!一番隊組長!!!」
とオレは叫んだのだった。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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