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計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
ブタオ 日本魔法探索者学園編

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278/404

第278話

オレは、

東国の姫と鬼神ブタオの公開模擬戦を見るため、

学園の修練場へ行く。

するとオレを見て騒ぎ出す学園の奴ら。


ああ、あれか…

久しぶりに学園に来たから

長らく入院してたやつが復学し、

1.2日は好奇な目で見られる。

みたいな感じかな?


まあ、元よりオレは周りの目など気にしてない。

とりあえず見やすい場所に行くかと思ったら、


「クロノサン!!」

「クロノ!!」

「兄上!!」


アメリカ少女、魔法少女、生徒会長が

オレに気づき走って3人が共に抱きついてきた。

片腕ずつにアメリカ少女、魔法少女。

背中からは生徒会長が覆いかぶさってきた。


「皆久しいな。」


「お久しぶりです!クロノさん」

と、遅れて聖女。


ちなみに黒騎士のとき、

散々聖女にセクハラしてるから

なんかクロノで会うとちょっと気まずい…

キスやおっぱい揉んだり吸ったり

もしたことまである…

まだ本番までは致してはないが…



「ずっとお待ちしてました!

クロノサン!チュッ。」

と、アメリカンスタイルの挨拶か?

唇にキスをしてきたアメリカ少女。

「あっ!ヴゥー!!ウザッ!わたしのクロノに

そういことしないで!わたしが彼女なんだから!

クロノわたしにも!チュッ。」

と、アメリカ少女とキスしてる最中

アメリカ少女を威嚇しながら

無理矢理オレの顔を自分の顔に持ってき、

キスをしてきた魔法少女。

「兄上!神器三叉の鉾お礼ずっと言えなくて…

今更だけど、ありがとう!ちゃんと訓練してるけど

まだまだなんだ!今度模擬戦しよ!

もちろんベッドの上でも模擬戦したい!」

と相変わらず模擬戦大好き生徒会長。

ベッドの上?

ちなみに前の模擬戦で甘さを叱ったからか、

なぜか兄ではないのに兄上と呼ばれているオレ。


「ケンカはするなよ。今日はとりあえず、

東国の姫と鬼神ブタオとやらの

模擬戦をみに来た。」

と、適当な椅子に腰掛けたオレ。

はぁ…いきなり賑やかだな。

とオレは苦笑いした。


「クロノさんが人に興味あるなんて…

珍しいですね。」

と、不思議そうな聖女。

ちなみにクロノのときは、

聖女とは友達みたいな立ち位置だ。

聖女は総理の娘。

特級探索者のクロノと友好的にしておきたい

という打算も少しあるみたいだ。


すると東国の姫もオレに気づく。

ノーネームって言ってきてるのが

オレにも伝わる。


久しぶりに一番隊組長も呼ぶか。

と、一番隊組長こと血塗られた愛刀を呼び

こっち側に転移して来たからオレは自分の鞘に

入れ腰にさした。

オレが東国の自警団にいた友を殺害し

その形見が血塗られた愛刀だ。


東国の姫はびっくりしている。

さっきまで手元にあったのにって、

あたふたしはじめた。

足元には血塗られた愛刀を入れていた自分の鞘だけ

がある。

オレは東国の姫に血塗られた愛刀を渡すとき

鞘は別々にし、血塗られた愛刀は有名だから

盗まれたりしないよう配慮していた。


さすがに模擬戦で血塗られた愛刀は危ないし

使いこなせてもなさそうだからな。

とりあえず変わりに木刀を投げ渡した。




アメリカ少女はふと疑問に思った。

以前クロノは元婚約者に刀を貸していると

言っていた。

いま急に血塗られた愛刀を腰にさしたクロノ。

なら返却してもらったということ。

今まで密会していたかと勘違いし

激しい嫉妬を覚えたのだった。



− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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