第255話
オレはブタオなるいじめられっこに
憑依中だ。
ブタオを立ち直らせるため
オレの生き様、考え方を
ブタオの身体を使い魅せていくつもりだ。
学校では
いじめっこヤンキーに
暴力、カツアゲ、パシリ。
なおかつ、命より大事な時価総額1000万以上の
カードコレクションファイルを強奪された。
好きだった幼馴染には嘘告からの
いじめっこヤンキーに
寝取られ、カードコレクションの
強奪手助けか、告げ口をされていた。
そしてギャルはその動画を撮影拡散。
今やクラス中いや、
学園中の笑い者にオレはされてるのか…
「まあいい。オレは周りの評価など気にしてない!
存分に笑ってるがいいさ!」
そして自宅は親戚のたらい回し。
寝る以外の帰宅は許さず…
ブタオの近況を読み取り
ある程度は把握出来た。
さすがに産まれてから今日に至るまでは面倒だから
近況だけにした。
とりあえず親戚宅に帰るブタオに憑依中のオレ。
すると
「ブタオ!!てめー!!
夜中の12時から朝の4時までしか来るな!
そして、
顔を合わせないようにしろって言ったよな!
約束守れないなら出てけ!」
と、いきなり怒りだす親戚の人。
「しるか!!はやくオレを持て成せい!!!」
と、ブタオに憑依中のオレは言う。
本物のブタオはオロオロしていて
やめなよ、ヤバいよ!
と、オレに忠告してきた。
「ブタオ!貴様ー!なんかいきなり偉そうに
成りやがって!!
ふざけんな!」
と、親戚の人がいきなり殴りかかってきた。
身体能力はブタオそのままだから、
オレはブタオの巨漢を生かす。
ちなみに素早さは皆無だ。
だから敢えて被弾。
だが、スリッピングアウェーの要領で
殴られたチカラをいなしコマのように回転。
親戚の人はそのままチカラを逃がし
きれずオレをすり抜けてから横転。
そこにオレは、すかさずボディープレス。
覆面レスラーで鍛えたプロレス技だ。
「ぐえぇぇぇ…」
と、潰れたカエルみたいな声をあげる親戚の人
「お前に、ここで死ぬかオレの世話をするか
選ばせてる!
親族だから一回は情けをやろう。
どうする?今すぐ決めよ!!!」
と、オレは睨みを利かせた。
ブタオの身体からは湯気が出て
顔も、いや全身が赤くなってる。
まあ、真っ赤というか凄まじい血流でだ。
親戚の人からみたら
さながら鬼の形相だろう。
それにこの巨漢だ。
「な、なんだと…の、退けブタオ!
いまなら許してやるから…」
オレはまだ親戚の人が反抗的な態度だったから
馬乗りになり
「なら殺すか?
よし!死ぬまでなぐるか!」
と、グーパンで親戚の人の鼻を折ってやった。
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