第251話
僕はブタオ
巨漢、見た目も醜い。
両親からは幼少のころ捨てられ、
親戚をたらい回しにされながら
いまは中等部に通ってる。
日本の中学3年生だ。
幼少の頃からずっと周りから
疎まれながら生きてきた。
それでもめげずに生きてこれたのは好きな
可愛い幼馴染がいるからだった。
もちろん付き合えるとは思ってない。
ただ僕をいじめないから唯一の心の拠り所だ。
一応夢は探索者。
今、世界トップランカー特級探索者の
クロノさんみたいに英雄になりたい。
あとモテたい…
もちろんなれないのはわかってる…
だから夢だ。
趣味はカード集め。
アルバイトの新聞配達をしながら、
生活費を稼いでる。
中学は義務教育だから学費はかからない。
本当なら探索者の世界ランカーがいる
日本魔法探索者学園に進学したいけど
お金も探索者の能力的にも僕は無理だ。
だからいま流行りの探索者カード集めで
満足してる。
自慢ではないが
レジェンドレアの
クロノ特級探索者
付き添い最強、黒騎士のカードが当たって
絶対に傷が付かないようクリアファイルに
大切に保管してる。
巷では相場何百万で取引されてるカードだ。
もちろん売る気はなく命より大事にしてる。
他にもウルトラレア
アメリカ少女
アメリカ男子プロレスラー
聖女
魔法少女
(中二病)メイド
生徒会長
東国の姫
世界ランカーのカードもかなり持ってる。
こっちは1枚50万〜10万くらいの価値がある。
これを毎日眺めるのが日課だ。
一応ノーマルカードに
勇者
タンク
モヒカンヒャッハー。
は、大量に有りあまり希少価値は無い…。
そして
今日も行きたくもない学校へ行く。
足取りは重い。
なぜなら、いじめられているからだ…
暴力、カツアゲ、パシリ
本当なら引きこもりたいが、
追い出したがってる親戚の人達に
たらい回しされて住居を確保している。
だから迷惑をかけれない…
寝る以外は帰ってくるなと、言いつけられてる。
破れば問答無用で追い出すと…
はぁ…僕は何もしてないのに
なんでこんなに世界から疎まれるんだろうか…
なんで僕ばっかりこんな目に…
やっぱり見た目か…
中等部へつくと
今日もヤンキー達から
暴力、カツアゲ、パシリにされる日課だ…
少ない新聞配達のバイト代も根こそぎいかれた…
「ブタオ君…大丈夫?」
と、優しく心配そうな声色で尋ねられた。
僕の好きな幼馴染だった。
「イテテ…、うん…大丈夫だよ
ありがとう。僕は巨漢だからね
ダメージ少ないのさ!」
と、好きな子の前で見栄をはる僕だった。
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