第248話
わたしは世界に一人しかいない
特級探索者クロノ様専属受付嬢。
魔法少女とクロノ様が仲直りし、
ひとまずわたしも一安心。
だけど、うかうかしてられない。
いまやクロノ様は歴代3位の早さで
ダンジョンの階層を攻略している。
超超優良物件。
なにか関係を進展させることをしなければ…
ただの、受付嬢として関係はいずれ終わる。
そんなのは嫌だったの。
そうだ!クロノ様と妹みたいな魔法少女を
見ていると案外クロノ様は押しに弱い気がする…。
だからわたしは、
クロノ様にカタチだけでいいから両親を
安心させたいからと言い会ってほしいと伝えた。
騙してるみたいで申し訳ないが了承してもらえた。
まあクロノ様もわたしのことは嫌いではないはず。
気持ちは後から手に入れればいい。
後日また、クロノ様が帰還され
約束の両親に会ってほしいと、
とりあえずギルドマスターの父親の前で
婚約の言質が取れた。
クロノ様はわたしが騙していいくるめたから、
理解されてないみたいだけど今はいい。
これから好きになってもらえたら…
だけどそんなわたしに天罰が下る。
クロノ様、魔法少女と食事の
帰りにわたしは半グレに絡まれ、
クロノ様に助けてもらったのだけど
はじめて人の死をみた。
そしてそれはクロノ様がやったのだ。
わたしは恐怖や混乱
とにかくはじめてのことで動揺し
前の魔法少女と同じく、後退り
クロノ様を否定してしまった。
そのことを魔法少女に、咎められ
外見や功績しかみていないなことを
見抜かれた。
クロノ様は気にしないでいいと
優しいお言葉は下さったけど…
自分の家に帰り
ある程度冷静になったら
わたしは最初の魔法少女と同じく
クロノ様を理解しようとせず拒絶の
態度をとったことを謝罪したい。
きちんと婚約状態に騙してなっているのも。
そして次からはきちんとわたしを見てもらいたい。
でもクロノ様に謝罪しようとしたら、
魔法少女がさせないように割ってはいる。
こいつ昔の恩を仇で返してきたの!!
いまはその憎たらしさが
殺意に変わりそうだったわ。
それからクロノ様はアメリカで
スタンピード収束、四天王最強悪魔を討伐し
英雄となりアメリカンレスラーとしても大人気。
そして未到達最高記録保持者となり
他の追随を許さないほどの実力が世界に
配信されてたわ。
今ではすごく遠い存在に感じる
悲しい…。
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読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
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