第239話
ママン達、貴族御婦人のお茶会は無事?
終わり次は公務へと向かうようだ。
オレの悪口をいった新興貴族婦人はママンに
氷漬けにされていたが…。
と、まあニートのオレとは違い大忙しなママン。
ママンは王執務室入る。
そこにはオレの父親
パパン王
幼少の頃から教育係じいや
お世話係兼、性処理係。メイド長
次期女王の妹がいた。
メイド長だけ血の繋がりはないが
皆本当の家族以上に仲がいい。
メイド長は闇ギルドに脅されパパン王を暗殺にきて
失敗しそこから懐柔し、
メイド隊ごと引き取った。
その引き取とる判断をしたのがオレだった。
なぜか魔力0のダメダメ元王子に絶対の
忠誠を誓われてたな…。
一応雇い主はパパン王なのだが…
「ん?ママンか。何やら機嫌が良いな?」
父親のパパン王
「ママンだ!おかえり。」
次期女王の妹
「王妃様、おかえりなさいませ。」
メイド長
「ふぉっふぉっ、お前さんも
相変わらず忙しいそうじゃなあ」
祖父のじいや
ママンは、「あらあらうふふ」
と皆に微笑む。
それだけで一段と和やかな雰囲気になる。
王執務室
羨ましい…
本当はオレもあの輪の1人だった。
家族か…。
ちょっと寂しさを感じてしまいながらも、
ママンの護衛がてら楽しそうに会話してる
愛する家族達を眺めていたオレ。
すると
またママンと目が合う。
ん?
手招き?
「どうしたママンよ?
外になにかいるのか?」
と、パパン王が不思議そうに尋ねた。
い、いや…
今のオレ、この黒騎士バージョン、
漆黒のフルプレートは王宮宝物庫から
パクったやつだから、オレがそちらへ
行けば惨事になるって!
さすがに泥棒ってバレる!
けどママンは微笑みながら
大丈夫、来なさい。と言わんばかり
手招きを止めない。
周りの家族達も
なんだ?このママンの奇行は?
と皆首を傾げはじめる。
くっ!仕方ない行くか…
護衛と名乗ればいいはず。
あと黒騎士ってバレなければいいんだ!
旅人ということにすればいいか…
黒騎士のフルプレートがバレなければ
盗人と思われないだろう。
オレは異空間から
旅人っぽい大きな薄汚れた布で全身を覆う。
旅人バージョンだ。
そしてママンがいる
王執務室へ転移した。
「し、失礼する。
わたしは旅人で、いまはそこの王妃の護衛を
してる者だ。呼ばれたから来た次第なのだが…」
とオレは丁寧に挨拶したが、
ママン以外の家族一同はびっくりして
皆固まったままだった。
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