第232話
西国の演説で大失敗をし
日本へ黒騎士で転移しようとしたら、
急に母親のママンが恋しくなり…
つい自国、王宮の離れ
ママンが住んでる離宮を遠目にみていたら…
ママンに見つかりまさかの手招きされていた。
間違いではなく再度また手招きされる。
はやく、はやく!
と言われてる気がする…
黒騎士での面識はママンとは無いオレ。
と、とりあえずちょっと行ってみるか…
困ってることがあればチカラになりたいし。
玄関に転移したオレ。
ドアの入口だと警備してるメイド隊
にみつかり御用だからな…
「じゃ、邪魔をする。
…して、わ、わたしに何用だ?」
と息子の王子ではなく黒騎士として接するオレ。
「あらあら、うふふ」
とママンはオレに微笑む。
そして手を引き豪華な椅子に座らしせられた。
その間に紅茶を淹れてくれた。
いい花の香りが鼻腔をくずぐる。
ハーブティーだろうか
「あ、ありがたく、頂こう」
と、ママンが入れた紅茶を飲む。
美味しい。
リラックス出来る。
ちなみにママンは王妃だ。
こんな無礼なオレ、身分が一般人の黒騎士だが
だ、大丈夫か?
まあオレは誰にもへりくだらない
絶対にだ。
さすがに無礼討ちになったら逃げるが。
と、そんないらぬ心配をよそに
ママンと目が合う。
ママンは基本的に口数が少なく大人しい。
だけど、息子の王子だったときもすごく愛され
ていた。
オレは魔力0で、いじめられてはいなかったが
やはり時期王にはふさわしくないとか、
幼少のころから周りからボロクソ言われてたり
意地悪されていた。
まあ事実だったから別にいいが…
だけど、家族はそれを許さなかったみたいで
職権乱用し、罰を与えたり左遷させていた
みたいだった。
おかげでオレは何不自由なく幸せに生きてこれた。
と、なんとなくだが…
今は何をしているの?
と、ママンに尋ねられた気がした。
「む、無職…、ニートだ…
い、いや、テロリストも少々…」
……
…
し、しまった最悪の回答だ!!
ニートは間違いないのだが
つい、見栄を張って何か職業を
言わねば…と考えていたら、
ノーネームのときはテロリストで
国際指名手配犯だ。
ついなぜかそれでテロリストをしてると
職業のように言ってしまった…
あかん…おわた…
「あらあら、うふふ」
とママンは変わらず微笑んでくれた。
へ?
いいのか…?
すると
ママンは自身の膝をぽんぽんと叩いた。
膝枕だろうか…
呼ばれている気がする。
こんな親不孝なテロリストで…
と渋っていたら、ママンのほうから
オレに近づき無理矢理膝枕にされる。
オレは慌てて黒騎士のヘルム、フルプレートを解除
ただし顔には漆黒の
モヤがかかりバレないようにした。
日本、黒騎士邸にいるときみたいな感じにした。
認識阻害がかかってるからバレないはず。
そしてママンに頭を優しく撫でられるオレ。
癒されるなあ…
ママンの母性、愛情を感じる。
心が浄化される…
ママンの太ももをスリスリする。
ひんやりしててスベスベ。
もちろん性的な感情ではなく
ただただ甘えてるだけ。
と気がついたらウトウトし
オレは寝てしまった。
けど、暖かい。
居心地がいい
柔らかさに包まれいた。
なんと、ママンと一緒にお布団に入ってた。
そしてママンに頭を胸のあたりで
抱きしめられてた。
ママンはHカップ
そして薄いネグリジェだからか
柔らかな胸の感触がオレの顔にダイレクトにくる。
う…触りたいし揉みたくなる
舐めたり飲んだりも…
って、いかんいかん!
黒騎士バージョンでは初対面だ。
王妃のママンにそんなことしたら不敬罪どころ
ではない!!
いまは息子の元王子ではないからな。
我慢我慢。
ママンに甘えたくなるのを我慢し
ただ抱きしめられていた。
が、わりとすぐにママンは目を覚ます。
「あー、わたしは寝てしまってみたいだ。
世話をかけたな。そろそろ御暇を…」
と帰る素振りをするが
ママンから強く抱きしめられた。
まるで帰らないでと言ってるみたいだ。
「わ、わかった!わかった!
もう少しいよう。ココにいようではないか…」
とりあえずは納得してもらえた。
そして手を引かれ
な、なんと離宮の大浴場へ
個室だから誰も来ないが。
な、なぜ?
ママンは寝間着のネグリジェを脱ぐ。
2児の母だが素晴らしい美しい
プロポーションだ。
と、ママンの裸体に見惚れていたら
オレの服を脱がされていた。
手を引かれ、湯に浸かる前にかけ湯を
かけられる。
そしてオレの身体を
泡で丁寧に手で洗ってもらった。
き、気持ちよかった。
ちょいちょい、ママンのおっぱいが当たる…
触ったり揉みたい衝動がくるが
我慢我慢…
が、たまたま手が触れてしまう。
手が沈むような柔らかさだ。
でもママンは怒るどころか
笑顔で「あらあら、うふふ」
といつも通りの笑みだった。
一緒に湯船につかり
ママンはオレを後ろから抱きしめてる。
オレは、ふと思う。
初対面で家に入れ一緒のベッドに寝て風呂入るとか
やばくね?
というか、息子の王子ってバレてる?
なんかそんな気がする…
じゃないとおかしい…。
敢えて指摘しないのがママンの優しさなのかも。
いや、でも鎧さんの認識阻害は完全なものだ。
絶対に同一人物とはわからないはずなんだが…
と、考えてもわからないから
思考を放棄した。
とりあえず触っても怒らないなら
ママンの爆乳を揉んでおくか。
と考えをシフトチェンジしたオレ。
後ろからママンに抱きしめられてるから腕をほどき
対面になる。
するとママンはオレの考えを先読んでいたのか
おっぱいを差し出すように持ち上げていた。
ま、ママン。
急におっぱいが恋しくなる。
差し出すってことはいいのかな…?
だめだ。止まらなくなる
オレは片手でママンのおっぱいを揉みながら
柔らかい突起に吸い付いた。
ママンはただただ優しくオレの頭を優しく
撫でてくれる。
幸せだ。
一心不乱におっぱいを吸うオレ。
さすがに母乳は出てないが
美味しい。甘い。
なんでこんな錯覚に陥るんだろう。
へんな性癖に目覚めそうだった。
だが性的な目ではみていない。
ただただママンに甘えただけだった。
しばらくママンのおっぱいを堪能し
湯からあがる。
あまり長く浸かったらのぼせるからな。
身体を拭いてもらう。
そして朝食を作ってもらった。
オレの好物、クロワッサンにスクランブルエッグ
至れり尽くせり
もうここの家の子になろうかな。
と思うオレだった。
※補足
ママンは黒騎士を息子の王子とは
最初認識出来ていなかったが、
黒騎士のフルプレート、鎧さんは
初代王から現英雄王に至るまで
誰1人装着することが許さない
神界の特級呪具。王子が幼少の頃
黒騎士ごっこしていたのは知っていて
唯一装着出来る人物と知っているから、
実はもうバレている。確信をもっているママンには
認識阻害がもう解けている。
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