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計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
ノーネーム 国盗り編

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第229話

オレ様は西国Sランク冒険者チャラ男

素行は悪くて有名だが、

犯罪は一度もしたことねえ。


合法的に好きだった王女様を犯せると

帰らずの森、氾濫した魔物討伐の任務を受けたが

突如現れたノーネーム幹部 

鬼人オニ、エルフミミにあっけなくヤラれた。

片腕を失い、今は隻腕だ。


だがノーネームの奴らは西国を襲撃する

どころか、氾濫した魔物を全て駆除

そして素材や食料を提供してくれる

いい奴らだった。


しかも魔物の駆除は神狼フェンリル様が

御降臨され駆除したみてえだ。 

そんでノーネームに所属していると

聞きたときは耳を疑ったぜ!

神狼フェンリル様に主がいるんだぜ!


その主たる御方が後日、西国で演説をされる。

楽しみだぜ!

確かにオレ様達、人種は獣人亜人を奴隷とし

見下していたが、

鬼人オニ、エルフミミは強かった。

それに復興を手助けしてくれる奴らを

邪険に扱う気はもうオレ様にはないぜ!

中央、英雄王ですら 

増援部隊送ってくるの遅いし、弱えーしで

もう帰らずの森、氾濫した魔物討伐済だっての。

全然間に合ってないから!

オレ様がギルドから追い返してやったぜ。

もちろん西国王の指示でだ。

もう中央の属国になる意味ないからだろう。


と思ってたら…まさかの西国は

ノーネームの傘下、属国になる表明があった。

親国の鞍替えをしたんだぜ!


足りなかった食料や物資はどんどん

運ばれてくるわ。

どこにそんな財源があんだよ?

って思ったら、まさかのノーネーム神国は

帰らずの森、最奥だったらしい…

ま、まじかよ…

いまではインフラが整備され

交易が盛んに行われている。


と、言っても西国がほとんど

援助してもらってる側だ。



っと、そろそろ

そのノーネーム神国

頭領の演説の時間だぜ!


と、広場に向かう。

一応まだSランク冒険者だから

警備の任務も兼ねてだぜ!



西国のほとんどの民衆が集まっており、

国の所々に映像宝珠の大画面で

生放送されていた。


最初に西国王、

次に王女様が広場の高台に現れる。


もうあの王女様は犯せねえが、

あいも変わらずお淑やかな感じで可愛いぜ!

胸元が見える純白のドレス。

胸はCくらいか?

まあ任務も失敗したし。

元からかなり嫌われてるからな。

まあ仕方ないぜ!!

オレ様の自業自得だ!

ただ聞いた噂だと王女様は国のために身を挺して

王族を逃がそうとしたオレ様を

庇ってくれたらしい。

だから降格されずまだSランク冒険者をやれてる。


そして次に黒ずくめの二人?

が現れる。


一人は黒ずくめの衣装にヘンテコなお面

尻尾が生えてる。

ノーネームの幹部だろうか?


そして、もう一人はいきなり衣装を脱ぎ全裸?

にヘンテコなお面

「ワンワン!」

神狼フェンリル様だ!


民衆から大歓声があがる。

まあそりゃあそうだ。

建国からの西国守護神と言われている

フェンリル様。カッコいいぜ!

白い毛がキラキラしてる

「がぁオーー!!!!!」

と、パフォーマンスで

すごい声量の咆哮を空に向かって放った

フェンリル様。

く、雲が割れたぜ!!

さすが神狼フェンリル様だった。

ビリビリ余波が伝わる。

す、ずげえ!!


民衆全員が改めて

守護神の恐ろしさ

いや、敬うべき守り神と認識した。


その大歓声の中

王女様が民衆に手を振ったりしていた。


オレ様は警備の任務だから

要人に危害が加えられないよう

警戒してるぜ!

要人が登場する前から

神器を開放してる。

いまはパワードスーツを身に纏ってる。


狙撃される前に狙撃出来るようライフルを構え

接近戦になればライフル内にレーザーブレードが

内蔵されてるから、どっちにも対応できる

スグレモノだ。ただ接近戦、遠距離と

二手以上で来た敵は遠距離を優先するよう

指示を受けている。

まあ王女様の近くには神狼様がいるしな!

安全だ。


と…



いきなり

黒ずくめの尻尾か出てる

ノーネームの獣人

と神狼フェンリル様が

民衆側ではない後ろ側を向き平伏した。


それに気づき慌てて西国王と

王女も平伏しはじめた。


な、なんだ…

いきなり?




すると、

漆黒の渦が空中に突如現れる。

全てを無に還さんと言わんばかりの

漆黒。

一瞬にして大歓声が止み静寂が訪れる。


その漆黒の渦から

漆黒の仮面をした

なんともおぞましい

いや神々しい人物が

西国王や王女様、黒ずくめの獣人と

神狼フェンリル様より高い、

一番高い高台へ舞い降りた。


身体には漆黒のオーラがほとばしっていた。



本能だろうか、

民衆のみんな

いや、オレ様も息をするのも忘れ慌てて

平伏した。



人が無意識に呼吸をするように、

健康な赤ん坊が産まれたときただ泣くように

なんの疑問もなく、ただ…

ただただ自然に…気がついたら平伏していた。


「面をあげよ!!!!」と

ノーネームの頭領様はお声を発せられた。


「ぐふうぅぅ」

押しつぶされる感覚を味わう

言葉も発せないし顔をあげれない…

恐ろしい恐ろしい恐ろしい!!!

だが同時に神々しい

自分にないものを全てもっておられる御方

敬わないほうがおかしいだろ。


チョロチョロと、

耐性がないやつが漏らしてる音があちこちで

聞こえる…。

お、オレ様は一応Sランク冒険者だ!

な、なんとかギリギリ我慢出来たぜ!




次は優しい声色で

「面をあげていいよ。」

と言われた。


「「「「「「「「はっ!!」」」」」」」」

民衆一同

「ワン!」飼い犬


し、自然と声がでちまったぜ…

だがみんな一緒みたいだった。



「オレはノーネーム。

ノーネームの頭領と呼ばれているものだ。

西国の民衆よ、よくぞ集まってくれた。

オレが言いたいのはただ一つ…

オレは獣人亜人と暮らしているが

人種と何も変わらない。

同族同士でも喜びあい

悲しみあい

愛しあい

憎み合い…

殺しあう

そう、何も変わらないのだ。だから、

この国に奴隷ではない獣人亜人が人種と共に

いるのを嬉しく思う。

お互いに分かり合えなくてもいい。

だがオレは弱者を虐げたり、

殺し合いは断じて許さない!

もちろん獣人亜人が、人種を虐げるほうに

なるのもだ!絶対にだ!わかったな!!!」



「「「「「「「「はっ!!」」」」」」」」

民衆一同

「ワン!」飼い犬


す、凄まじい覇気だったぜ!

言っちゃ悪いが神狼様以上だった。

いや神狼様の主だから別にいいのか…


と、

少し覇気の余韻に浸ってたら門の外が騒がしくなり

映像宝珠に写しだされた。

「り、隣国の奴らか?!宣戦布告されては

いたが、今かよ!クソ!奇襲かよ!

許せねえぜ!」とオレ様は焦る。



数は10万くらいだろうか

隣国兵が西国を取り囲んでいたのだった。


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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