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計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
ノーネーム 国盗り編

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228/404

第228話

ウチ達暗躍組織ノーネームは

西国と交渉を終えた。


飼い犬こと

神狼フェンリル様が

西国を苦しめてる、帰らずの森から氾濫した

魔物を一掃したら西国は

ノーネームの支配下になると約束した。


だけど、よくよく考えたら

ウチ達が、帰らずの森を

拠点拡大しすぎ

たから西国に魔物が追いやられたのかな?

ま、いっか!

ノーネーム様に西国が、献上出来ればなんでも。

あの御方にはいずれ全ての国

世界そのものを献上したい。

今回はその第一歩。


そして

ウチ、

猫人ニャンコ、

西国、王

王女は

西国の門、帰らずの森から氾濫した魔物が

いる場所へと転移した。


相変わらず魔物がウヨウヨいた。

最奥の最も強い魔物は大体

猫人ニャンコ派閥の部下にテイマーがいるから

テイムしている。

だから氾濫したのは中間あたりか

雑魚魔物ばかり。

俗にいう、知性がない魔物。


だけど凄まじい数だった。



「神狼様!お願いします。」

とウチは救難信号をあげた。

救難ではないが、

今はこちらに来てチカラを示してもらいたい。

ノーネーム様のために。



すると




凄まじい疾さで駆けてきた

神狼、フェンリル様。

「ワンワン!」



「ま、ま、誠だ!!

誠だ…肖像画にうり二つ…」

「し、神狼様が本当に御降臨されましたわ。」

真っ白な毛に大型の狼

雰囲気だけでも凄まじい圧だ。

と、西国王と王女は呆けながら見ていた。


「すみません、飼い犬様

この者達が西国王とその娘、王女です。

飼い犬様の御チカラを見たら

ノーネーム様に国を献上するそうで。

お手数ですが、氾濫した魔物を一掃

できますか? 

あ!なるべく魔物の原型は

留めておいてください。西国は疲弊していて

魔物の肉や素材は財源に当てれたらと。」


「バウバウ」と了承した飼い犬

主のためなら頑張ると。




「グルルるるる!!」

と、うねり声をあげる飼い犬

神格を得ている

神の末席、神狼フェンリル

舐められないように、

神格を開放し

凄まじいまばゆいオーラを纏い

光った毛が逆立つ。

我が舐められたら主に泥を塗ることになる。

それだけは絶対に許されない!!!


そして神狼の身体がどんどん身体が大きくなる




「な、な!なんと…す、凄まじい…」

「こ、これが神…」

ご拝謁出来たときからもうすでに

疑っていなかったが

想像を、遥かに越えている存在だと

本能で理解した西国王。

決して人では抗えない。

ただ、ただ、人間は神からの罰を

待つ矮小な存在だと、

自分の罪を数える西国の王だった。


そして身体の大きさは30メートルくらいだろうか、

足で人種を踏み潰せるくらいになっていた。




大きく息を吸い込む飼い犬。

神狼、神の咆哮

「グルアァァァァァァァーーーー!!!!!!!」

凄まじい轟音

余波が人種にいかないように、

魔物にだけピンポイントで

死の咆哮を放った。


大地は揺れ 

神格の凄まじさの

一旦でも人種に味わせる。



ウチ、

猫人ニャンコ、

西国王、

王女は全員自然と地に頭を付けていた。

本能からだろうか…




「ワンワン!」

と身体が元のサイズ

大型犬に戻り、神格も霧散させた飼い犬。

あたりは氾濫した魔物の死骸だらけ。


「お、お疲れ様でした。ありがとうございます

飼い犬様」

「ニャん!ニャん!飼い犬様はすごいニャん!」



「も、も、申し訳ございませんでした。

神狼様、我は最初実は疑っており…

お、お恥ずかしい…」

「まさしく偉大なる神狼様でごさいましたわ。」



「ワンワン!」

よくわからないけど

主、ノーネーム様のためだ!

そしてお前達も心身を賭して

ノーネーム様に仕えよ!

と、威厳を出しノーネーム拠点へ

ひとまず先に飼い犬は帰還した。


「「はっ!」」

膝をつく

獣人ワン、

猫人ニャンコ


「「ははあー!!」」

平伏する

西国王、

王女



「と、とりあえずこれで

ウチ達の組織、ノーネーム様を主

とする神狼様もとい飼い犬様が、いることは

わかったわね!」



「あ、ああ…もちろん。もう疑ってはおらんよ」




「よろしい、魔物の素材や肉は全て西国に

あげるわ。ノーネーム様の支配下に入るなら

だけど。ノーネームの構成員を派遣し、

疲弊した国の立て直しを手伝うわ。

こんなボロボロの国を献上されても

ノーネーム様はお困りになられるでしょうから」


「も、もちろん支配下に入る。

約束でもあるからな。

神狼様が在籍されている組織だ。

ただ…お願いだ!!

その神狼様の主、ノーネームの頭領に

御目通り願いたい!それから国を明け渡しても

遅くなかろう?」


「ノーネーム様に?なぜ?

あの御方に無礼を働いたら、

死すら生ぬるいわよ!!

まあ、いいわ。それに帰らずの森は

ノーネームの拠点なの。冒険者を送り

込んで来た謝罪をノーネーム様になさい。」


「そ、そうであったのか…

あ、あんな森を今まで拠点にしていたとはな…

わ、わかった。謝罪をしに行く。

いや、なにただお会いしてから明け渡したい。

それだけだ。他意はない。」



と、ノーネーム様がご帰還され次第

謝罪に来ると言う西国王

とりあえずは大量の帰らずの森から溢れた

魔物の死骸を全て西国へ提供した。

ノーネームの構成員も派遣して

まずは疲弊した国の復興からだ。


それからノーネーム様に献上だ。





そして後日

「チッ!!なんで奴隷の獣人なんかと一緒に

作業なんて!」

と苛つく、けが人モブ冒険者。

獣人亜人は奴隷が基本なのだ。


我が物顔で復興を手伝う元奴隷の

ノーネーム獣人構成員。

「はい?なにか言った?」


「ああ!奴隷なんかと一緒に作業出来るか!」

一触即発になる


そこへ

「おい!!」

と、けが人モブ冒険者にチョップが繰り出される。


「痛っ!なにしやがっ…

Sランク冒険者チャラ男さん!」



Sランク冒険者チャラ男が

けが人モブ冒険者にチョップした

「復興を手伝い、素材、食料を提供して

もらってその言い方はないだろう!」

と、けが人モブ冒険者を叱る


「で、でも奴隷ですし…

それにチャラ男さんがヤラれたその腕

だってこいつらの仲間でしょ?」


鬼人オニに片腕を切り落とされ

隻腕になったSランク冒険者チャラ男

「関係ねえ!!オレ様が負けた

ただ、それだけだ…

それともなにか?このオレ様に文句あんのか?あ?」

けが人モブ冒険者を威圧するチャラ男


「い、いえ…」


「なら、きちんと謝れや!

格好悪いことすんな!」



「くっ…わ、悪かった」

渋々ノーネーム獣人構成員に頭を下げる

けが人モブ冒険者


「別にいい」



仲良くなるのは難しいが

それでも、獣人と人種が一歩近づけた

そんな気がした…のを遠目から見てる

鬼人オニ、エルフミミ

「今ならノーネーム様が言われてた

悪人以外殺したり痛ぶるなって

言われたのがちょっとだけ

わかった気がしたっス…」

「確かに…根はいい奴ってわからなかった。

殺さないで良かったかも知れない…」


と、遠目でチャラ男を眺めていた二人なのだった。




− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m

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