第219話 47〜48階層
オレはアメリカ少女を
完膚なきまでにベッドで果てさせ、
本来寝るはずのベッドが
アメリカ少女の体液とお漏らしで、
寝れないほど大惨事になり…
オバサンお手伝いに
アメリカ少女の介抱と
別室への移動を頼んだ。
快く引き受けてくれ
ついオレの気分も良くなり
褒美で何か一つオレが出来る範囲で願いを叶えると
言った。
それは、アメリカ少女経由で後で聞くとして。
そして別室で寝るオレ。
朝になりアメリカ少女が入室してきた。
「く、クロノサン…
き、昨日はその…」
顔を紅くし恥ずかしがるアメリカ少女
オレはアメリカ少女を抱きしめ
「なかなかいい夜のプロレスだった」
「あ、ありがとうございマス。また
ワタシだけ満足してしまい…」
「構わない。お前が満足したならそれでいい
それにオレも満足したから大丈夫だ。」
「クロノサン大好きです!!」
とアメリカ少女からキスの嵐だった。
本当に可愛いなあ。
素直な愛情表現。
聖女や厨二病メイドもだが、
ちょっとイタズラ心もくすぐられる。
「そうか、嬉しいぞ」
と言いちゃっかりお尻を揉むオレ
「クロノサンが上手すぎるのが
イケナイんデスからね!!
あ…あ、い、今からまたしマスか?」
「うーん、今日は
覆面レスラーで
プロレス技を魔物にしたいんだよなあ」
「わ、ワタシもご一緒してもいいデスか?」
「構わないぞ。なら、動かないとダメだから
お前を抱くのは夜な!」
「わ、ワカリマシタ…
残念ですが…、確かに快楽で動けなく
なりマスからね…」
「ああ、今夜のお楽しみだな」
「ハイ!!」
と元気よく返事するアメリカ少女
そして
アメリカ少女と、
オレは覆面レスラーになり
ダンジョンへ転移した。
熊の被りものでマントにまで繋がってる覆面。
そしてピチピチレスラーパンツに着替えるオレ
アメリカ少女は配信していいか、
聞いてきたからオレは了承した。
配信用ドローンが浮遊する
「皆様こんにちは!
今日はダンジョン攻略です
まさかの未到達記録からになります。
なんと今大人気アメリカンヒーローの
覆面レスラーサンが来てくれました!」
「ウォぉぉぉ!!」
オレは咆哮をあげる
ちなみに奈落47階層からだ。
(ハロー!)
(あれ?クロノじゃないんだ!)
(アメリカンヒーローだ!)
(覆面レスラーだ!)
(未到達記録更新?!ならクロノだろ!)
(確かに!クロノしかいないじゃん)
(昨日ギルドからクロノが、また記録更新した
って発表あったばかり、しかも今日はその
続きからとかクロノだろwww)
(やめろ!本人はレスラーでありたいんだ)
(覆面レスラーをバカにするのは
アメリカをバカにするのと同じだからな!)
(覆面レスラーさん?
クロノさんなんですか?)聖女
(覆面レスラーだと?
うーん僕には無理だ…あまりカッコよくない)勇者
(兄上?いまはレスラーなんだね!
カッコいい、ワイルドだよ!)生徒会長
(アメリカンヒーロー覆面レスラー!
娘をよろしく頼む!)
大統領
「えー、一応
正体は秘密デス…
ね、覆面レスラーサン!!」
「ウォぉぉぉ!」
覆面レスラーは設定上
コレしか言葉を発せない。
同接は1500万にもなっていた。
人類未到達記録更新だからだろうか。
覆面レスラーの人気もあるからだろうか
オレにはわからない。
すると魔物が…
ゴールデンコングだ。
アメリカ少女は
光の翼を生やす。
そして
ズズズズ…
翼が漆黒になり
6対12枚、堕天ルシファー形態となる。
オレ体液を昨日取り込んだからだ。
さすがにオレがそれを昇華する手助けを
しないとだけど。
(鎧さんこと漆黒の仮面が)
そして凄まじい威力の
漆黒レーザーを放つ。
ゴールデンキングは被弾しながらも
なかなか防御が堅い…
押しきれるが時間がかかる。
だから
覆面レスラーのオレは、
ゴールデンコングに突進し手を掴み
オレの首の裏に
ゴールデンコングの身体を乗せ
そして足を掴んだ。
アルゼンチンバックブリーカーだ。
アメリカ男子に教えてもらった技、
そしてサバ折りをし
オレの首の裏で悲鳴をあげる
ゴールデンコング。
そして勢いよく、地面に叩きつけた。
すると
バゴーーーーン!!
と、地中深く埋まったゴールデンコング。
「ウォぉぉぉ!!」
勝利の雄叫びをあげたオレ。
「さ、さすがです、クロノさ…
アメリカンヒーロー!覆面レスラー!」
とアメリカ少女が頬に
勝利のキスをしてくれた。
(ハロー!)
(す、すげえ…)
(アメリカ少女やっぱり堕天してた)
(もう完全にクロノに抱かれてるだろ!)
(処女じゃないならファンやめます)
(やっぱりクロノだ!言いそうになってるやんけ)
(クロノ、プロレスできたのか…)
(あ、アルゼンチンバックブリーカーだと?!)
(ヘイ!クロノ!ナイスファイ卜!)
アメリカ男子
(クロノさん…プロレスでも強すぎです)聖女
(なに?こいつFランク補欠のクロノか?)勇者
(カッコいいプロレス技だね!
兄上今度一緒にプロレスしたい!)生徒会長
(さすがアメリカンヒーロー覆面レスラーだ!
アメリカに永住しないかい?)
大統領
魔石は地中深く埋まってるから
取り出すのが面倒だ…
と、思ってたら勝手にギルドへ転移してた。
まあよく原理はわからないがラッキー。
と、アメリカ少女を肩に乗せ
次の階層へ下りた。
奈落48階層
吸血鬼だった
「おや?お客人?
珍しいな…」
どうやら男みたいだ
「アナタを討伐しに来ました!」
オレの肩に乗ってるアメリカ少女
「ウォぉぉぉ!」
コレしか喋らないオレ
「クハハハ!
女!お前の血を頂くとしよう!
処女の血を!」
「わ、ワタシ処女じゃないです!!」
「…」
「ま、まあいい!
若い娘の生き血なら!
クハハハ!!」
と、アメリカ少女と
吸血鬼が交戦する。
オレの肩から飛び出し
漆黒の6対12枚の翼で浮かび
ブラックレーザーを放つアメリカ少女。
が、吸血鬼も飛び躱す。
吸血鬼の鋭利な爪がさらに伸び
アメリカ少女に振りかぶる
アメリカ少女は翼でガード。
「なかなかやるではないか!
良く見れば美しいな!
眷属にしてやろうぞ!」
「ワタシはもう心に決めた殿方がいマス!
身も心も捧げてるので、ご遠慮しマス!!」
「ならばソイツを殺し
奪うとするか!クハハハ!!」
「絶対にありえません!
アナタが勝てる未来は存在しないデス!」
「クハハハ!ならば本気を見せてやろう!
剣よ我の血を吸え!」
吸血鬼は剣を取り出し
自身を刺した。
すると真っ赤な剣になる。
オレはそれを見て
か、かっこいいじゃないか…
と思ってしまった…
「ワタシも本気を出しマス!」
とアメリカ少女は6対12枚の翼を
地面に深くめり込ませ、自身を固定
一点にエネルギーを集中
「ブラックレイ!!」
と巨大な漆黒レーザーを吸血鬼に放ったのだった。
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