第216話
オレはアメリカダンジョンに行って
未到達記録を更新し、
アメリカギルドでお祝いというか
大歓迎されアームレスリングなどして楽しかった。
アームレスリングした相手が
ギルドランキング1位
アメリカ少女率いるアメリカパーティーの
1人、同じ日本魔法探索者学園で2学年Aクラスの
アメリカ男子だった。
よく勇者とタンクとつるんでいるらしい。
アームレスリングチャンピオン
アメリカンレスラーということで
なかなか身体が大きい。鍛えてもいる。
オレも昔それより身体が大きかったが、
刀を使うようになり身体を絞ってしまった。
同じく身体を鍛えてる同士か、だから気が合い
プロレスしないかと誘われ
リングにきたクロノのオレ。
熊の毛皮みたいなのを渡され
覆面とマントのセット。
そしてピチピチパンツ
おーこれなら誰もオレとはわかるまい。
まあ別にクロノってバレてもいいんだが、
謎の覆面レスラーになった気分だ。
そしてルールを軽く教えてもらい練習したりした。
周りにはコーチやら
他のアメリカンレスラーが見学に
来ていて賑やかだった。
急所の攻撃はダメで、
観客に技を魅せる競技だ。
避けたりしてもいいが
耐えてみせるのもパフォーマンスだ。
オレは正式な選手ではないから
模擬試合、練習試合をする。
アメリカ男子が呼んだからか
観客や関係者もたくさん来ていた。
気分は異世界レスラーだ!
「ウォぉぉぉ!!」
とオレは気合いを入れ叫ぶ。
「青コーナー
アメリカレスラー!
赤コーナー
謎の覆面レスラー!」
と司会が実況する。
そしてゴングがなる。
まずはアメリカ男子がオレに水平チョップを
してきた!
リアクションを取りながら耐える演技をする。
そしてグラついたふりをして
膝をつくとみせかけ、
アメリカ男子の足をとる。
ジャイアントスイングをした。
振りまわし観客席に放りなげた。
ドガーンと突き刺さるアメリカ男子。
観客に怪我はないし、
アメリカ男子も探索者だ。
身体は丈夫でムクリと起き上がる
「効いたぜー!覆面レスラー!」
リングに走って戻って来て、ドロップキックが
来た。
オレはあえて喰らうが…
勢いを殺さず、ロープを利用しラリアット
をかました。
「ぐああああ!!」アメリカ男子にヒットした
オレはフォールで抑えこんだが
まだ戦えると、弾きかえされた。
3秒抑えたら勝ちらしいが
まだ始まったばかりだ。
ちなみにすぐ解除出来る
チカラにしか出していない。
すると次はオレが
アメリカ男子に突っ込むと
上から抑えられ腰をかかえらる。
オレの頭が下に来て逆さになった。
アメリカ男子のパワーボムだ!
腰しからマットに炸裂した覆面レスラーのオレ。
一応演技で
「ウォぉぉぉ!」効いた振りをする
そしてアメリカ男子はロープの上にあがり
ボディプレスと追撃してきた。
オレはパフォーマンスのために喰らう。
「ウォぉぉぉ!」
が、素早く後ろに回り込み
アメリカ男子の腰を掴み
そしてブリッジするかのように
してそのままマットに叩きつけた。
ジャーマンスープレックスだ!
審判がカウントをとる
「ワン、ツー、スリー!」
カンカンカンカン!!
ゴングが鳴り響く!
か、勝った!
パチパチパチパチパチパチパチパチ
と大喝采
すると
「ま、負けたぜ!
覆面レスラー…」
アメリカ男子
「ウォぉぉぉ!」勝利の雄叫びをするオレ
「言っとくが
オレ…こうみえてアメリカンレスラー
プロレスもチャンピオンだからな…」
え?アームレスリングだけじゃないの?
「大丈夫だ!覆面レスラーの
正体は秘密にしてあるさ。」
こいつ、めっちゃいい奴やんけ!
と、勝利の花束贈呈で
アメリカンギャルがオレの元へ来た。
ホッペにキスされた。
うーん良きかな良きかな。
セクハラしたくなるが
報道陣もいるし、やめとくか…
とりあえず肩を抱き、手は自然と
アメリカンギャルの胸あたりの位置に。
さり気なく揉んどく。
また、とりあえず
「ウォぉぉぉー!!」
とパフォーマンスで叫んどいた。
なんかウォぉぉぉ!しか言ってないなオレ…
そのあとはアメリカ男子の家、
庭で祝賀パーティーを開いてくれた。
もちろん覆面レスラーのオレのために。
嬉しいな!
服装は依然
熊の毛皮みたいな
覆面とマントのセット。
そしてピチピチパンツ
アメリカンギャル達に囲まれて
みんなホッペにキスしてくれる。
オレがまた
「ウォぉぉぉー!」と叫び
両腕にチカラ瘤をみせると
ぶら下がったりしてくれるアメリカンギャル
みんな喜んでくれる。
しかもなんか知らないけど
オレ気がついたら
ウォぉぉぉ!
しか言わないキャラに
なっとるがな。
まあいいか…
何やら大企業の人達が
覆面レスラーをアメリカンヒーローとして
グッズ販売や映画にしたいら
と言ってきた。
まあ映画は俳優か誰かが役をやって
くれるから、著作権を売ってほしい。
みたいな感じだった。
とりあえず
「ウォぉぉぉ!」と了承の返事をしといた。
まるでキャプテンアメリカ。
アメリカンヒーローになった気分だ。
ヒーローなら利益目的はいかんな…
オレに入るマージン、収益をきちんと
恵まれていない子供に寄付するならいいと
紙に書いてプロデューサーに渡した。
そしてアメリカ中に
新プロレスチャンピオン(非公式)
謎の覆面レスラーが爆誕したのが知れ渡った。
女性が大好きでスケベ
だけど悪を懲らしめ、子供達の
アメリカンヒーローなのだ!!
そして恵まれない子供達に支援し
覆面孤児院、覆面子供支援団体
覆面教会などが出来る予定みたい。
まあ全部丸投げ。したいようにしたらいいさ!
ただ悪いことしたら、このオレ覆面レスラー
が成敗に行くからな!と伝えといた。
まあ企業や何かの団体のお偉いさんとは
これで話は終わり
またアメリカンギャルとイチャイチャする。
オレの愛人になりたいや
恋人などなど
みんなオレの唇にキスをしはじめたりした。
オレはお尻を揉んだり、胸に顔を疼くめたり
している。
アメリカ男子が
やれやれ、
といった表情でオレを見てた。
お前はいいのか?気に入った女の子に
セクハラしないのか?とオレはアメリカ
男子に聞く。
だが、なぜかしゃべらない設定にしたから
とりあえず「ウォぉぉぉ!」とオレは言う。
「オレは…
アメリカ少女が好きなんだ…」
とアメリカ男子がしみじみ言う。
そうかそうか
ん?
オレ
ひょっとして…
寝取っちゃた?
まあいっか…
別に恋人なわけでもないし!
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