第207話
わたしは東国の姫
日本のダンジョンへ転移し
魔法少女と出会う。
変態探索者に絡まれ迎撃しようとしたけど、
ギルドランキング100位のヒャッハー
なるモヒカン頭に助けてもらった。
宿を探してると
魔法少女に伝えたら、
日本魔法探索者学園
学園長の孫らしく、
住む場所を融通してもらえるらしい。
悪い子じゃないし、
お願いしちゃおうかな。
「いいの?わたしここの国の
お金これだけしかないよ?」
と、転移の宝玉を持ってた雑魚悪魔
の魔石。
換金しこの国の所持金は一万円しかない。
「無料でいいよ!
おじいちゃんに頼んであげる。
ただ条件がある…」
「ありがとう、条件ってなに?」
「わ、わ、わ、わたしと…
と、と、と…」
「と?」
「とも、友達に
なってくれたら嬉しい…
…ごめん、やっぱりいい…!!」
わたしは俯いてる魔法少女の手を取り笑顔で
「なに言ってるの?もう友達だよ!」
「う、嬉しい…けど本当にいいの?
わたし性格悪いから…友達1人もいない…
学園でいつも1人ボッチなの…」
クロノに異常なまでの執着をみせ
揉め事を起こすから学園の周りから距離を
置かれている。
「そうだったんだ…
わたしもね、国主の娘
姫だから仲良い侍女はいるけど、
友達はいないの!
ならわたしも性格悪いかな?」
「そんなことない!」
「ならお主も性格悪くないよ!
悪くても、もう友達だからいいよね!
悪い部分もひっくるめてお主なんだから
いいじゃない!別に犯罪者とか
ではないでしょ?」
「う、うん…
ありがと…」
「わたしも見知らぬ国に1人不安だったから
嬉しいよ。」
と、仲良く手を繋ぎ日本魔法探索者学園
女子寮へと二人は向かった。
魔法少女の隣の部屋を無料で貸してもらえた。
家賃はタダだって。
さすがに申し訳ないからある程度、
生活基盤が出来たら返すとは伝えた。
本当に見知らぬ土地に1人は心細かったから
助かったわ。
あんないい子なのに学園では浮いてて
友達がいないって信じられない…
あと学園の寮を使うにあたり
一回だけ学校に来てほしいと言われた。
あとは自由にしていいとのこと。
確かに寮に住んでて生徒じゃないから
まずいわね。
魔法少女は彼氏と住んでるみたい。
なんでも世界に1人しかいない特級探索者
で、世界で一番強いって…。
だからかなかなか会えないし、
いろいろな女性からアプローチをされて
心身が疲弊していると。
確かに強い男性ってそれだけで魅力的だからね…
わ、わたしもちょっと、王子が心配だな…
立場上、奥方が複数いるのは当たり前だけど…
かまってもらえなくなったら寂しい…
今、わたしは寮の部屋でゆっくりしてる。
ご飯はいまから魔法少女と食べるから、
わたしの部屋に来るみたい。
それからお風呂に入って寝て、
明日は学園に挨拶か…
とりあえず探索者をしながら、
この国のお金を稼ぎ王子の情報収集ね!
と、いろいろ考えてたら
ガチャっといきなりドアを開け
ご飯を持ってきた魔法少女
「コラ!ノックくらいしなさい!」
と軽くわたしは叱る
「ん、次はする。多分…」
「もう!でもご飯ありがとう」
「別にいい。わたしいつも1人で食べてたから」
「なら、わたしがいるときは一緒に
食べまょう。あ、彼氏がいるときは
わたしは気にしないでね!」
「ありがと。いつか紹介する?
けど好きにならないでね!」
「ならないわよ、わたし既婚者だって
言ったわよね!」
「そうだけど…すぐ不安になる」
「それほど素敵な彼氏なんだね。」
「うん!」
「わたしの旦那も素敵な人だから
いつか紹介出来たらいいな…」
「どんな人?」
「すごく強いよ!わたしなんて指一本で
負けたの。あとはわたしのために
全てを投げ打ってくれる人だよ。
もちろんわたしもそのつもり。」
武道大会では指一本で完封負けをし
わたしを想い戦争回避のために自害
させてしまった。わたしは生きてるのを
知ってるけど、もう王子の居場所はないだろうな。
だから別の星に来ている、そんな予感が今はした。
「うわ!のろけだ!」
「なによ!そっちが先だったじゃん!」
とお互い冗談を言い笑う合う。
楽しかった。
宇宙、星、世界、国、町、地域
どこにでも悪い人はいる
だけどいい人もいる。
わたしの国も、ここ日本国も
なにも変わらない気がした。
ご飯を食べ終え
魔法少女は隣の自分の部屋へ
帰っていった。
わたしはお風呂に入り
異空間から寝巻きと下着えを出し着替え
布団の中に入る。
初めての別の星、日本国
疲れているのになかなか眠れない…
やはり環境がガラっと
変わったからかな…。
ふと、
王子に抱かれたときのことを
思い出していた。
王子の子を孕んでもいいから抱いてって
お願いした。
そしたら乱暴に服を脱がされた。
優しくも、凄いチカラ強く。
組敷かれるのがあんなにも幸せだったとは。
本能だろうか、絶対にこの人には敵わないと
理解させられ。そんな強さにも惹かれ
わたしの身体が疼き…
優しくそれから激しく愛撫された。
わたしはそれだけで果てたのに
やめてくれなくて…
何度も何度も…
すごく幸せだった。快楽と幸福感で
グチャグチャに満たされ
そして王子にわたしの初めてを捧げた。
ちょっと一瞬痛かったが
わたしを求めてくれて
凄く嬉しかった。
この王子に犯されたいと思ってしまった。
まあ、わたしから抱いてと
お願いしといて
どの口が言っているのだ、とも思うけど…
王子は多分そんなわたしの気持ちを汲み取り
さらに熱く激しく犯してくれた。
ダメっやめてっ!って何回も言ったのに
やめてくれなくて。
まあ、ふりなんだけどね…。
わたしは何回絶頂にいかされたか
もう、自分でも訳がわからなくなるほど
快楽を味合わされ
とうとう気絶しちゃったの。
わたしは今まで自慰をしたことはなかった。
ただ王子に抱かれてからは
たまにしてしまう…
つい王子を想い浮かべながらパンティーの上
から指で秘所なぞる。
もう片手では自分の胸を揉む。
パンティーの中に指を入れてみるけど
あまり濡れていない…。
気持ちいいといえば気持ちいいけど…
熱さも激しさも足りない…
「はあ…やめよ…なんか虚しいし…」
わたしは途中でやめてしまった。
本当にむなしい…
泣きたい…
けど、今はそんな暇はない!
諦めたら本当に一生会えない気がする。
だから、わたしは絶対に諦めない!
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