第203話
オレは疲れている
獣人ワンにマッサージといい
セクハラしまくり、果てさせた。
そこにタイミング悪く
模擬戦で勝利したご褒美、
依頼に同行してほしいと
猫人ニャンコが来た。
まあ勘違いで獣人ワンがお漏らししたと
思ってるみたいだった。
まあ…それはスマン…
きちんと猫人ニャンコが介抱し、
いまは気持ちよさそうにぐっすり
眠かってる獣人ワン。
もちろん疲労回復はしてるはずだ。
知らんけど
「で、任務は何処に行くんだ?」
「東国ニャん!
前は密偵だったけど、今日は囚われてる
獣人救出ニャん!」
うわー!
行きたくないー!
東国の姫にノーネームで迫り振られたからな…
まあけど、ご褒美の約束したし…
内容も内容だし…仕方なく行くか…
会わなきゃいいだけだし。
「わかった!では行くか!」
「ニャん!ニャん!」
と二人で東国に獣人の救出へと向かった。
手っ取り早く転移で行く。
そして東国
下衆代官なる、屋敷へ侵入した。
「いやーいい眺めよのう!
良き良き」
と幼い獣人を並べ舐め回すように
コレクションの獣人、亜人を見ている
下衆代官。
前に中央、悪党侯爵から
購入した獣人、亜人奴隷達だ。
「いたぶってもよし!
セクハラしてもよし!
何から楽しもうかのう!
ぐひひ!」
と、ガマガエルみたいな見た目
の下衆代官だった。
獣人、亜人奴隷達は自害出来るならしたいと
思ってるが隷属の首輪がしてあり、
自害すら許されない。
と、そんな場所に
猫人ニャンコと
オレは潜入した。
「やっと囚われてる獣人みつけたニャん!」
猫人ニャンコ
「良くココだとわかったな?」
獣人の嗅覚かなにかか?
と思ったオレ。
「前も密偵で来て目星は付けてたニャん!」
「だ、誰だ!」
奴隷獣人、亜人コレクションを眺めていたからか
なかなか気づいてもらえなかった。
普通にこのガマガエルみたいな下衆代官の
隣にずっといて話をしていたのに。
「オレはノーネームだ!」
「ミーもノーネームだニャん!」
「ひぃーお前たちが巷で噂の
強奪集団か!!」
怯えるガマガエル下衆代官
ノーネームという組織も
今や構成員は100人以上。
大犯罪組織となり、世界中のお尋ね者。
また小さい子供の教育に
悪いことしたらノーネームが来るよ!
と言われるほどになっていた。
「お前!気持ち悪いニャん!!
さっさと死ねニャん!」
とキャットクローで有無を言わせず
無慈悲な一撃を繰り出す猫人ニャンコ。
「ぎゃー!」
あっさり致命傷なガマガエル下衆代官
戦闘はからっきしみたいだ。
「猫人ニャンコ、
お前強くなったな。」
「ノーネーム様のおかげニャん!」
「オレは何もしてないが…」
「ノーネーム様が居てくれるから、
強くなりたいニャん!役に立ちたいニャん!」
「そうか…
嬉しいな。だが自分のしたいように
やりたいようにしていいんだからな。」
と猫人ニャンコの頭を撫でる。
「わかったニャん!
ノーネーム様の為に頑張るニャん!」
と話もそこそこに
囚われの獣人、亜人達に目をやるオレ。
オレが隷属の首輪を先に破壊しあ。
固有能力、限定(無)により首輪の
存在を無いことにした。
あとは猫人ニャンコが獣人、亜人と話をしていた。
同じ獣人亜人同士、
元奴隷のほうが通じるものがあるだろう。
オレが、話すより安心できるだろう。
「お前達!ミーのノーネーム様に感謝する
ニャん! そして一生を捧げるニャん!
無理なら好き勝手にどっか行って、
野垂れ死ねニャん!」
と無理難題をいきなりふっかける
猫人ニャンコ
だがそのあと囚われの獣人亜人から
いろいろ質問をされて
拠点や、自分も助けられた奴隷だったなど
今までの経緯や処遇を話して
みんな敢え無くノーネーム、
猫人ニャンコ派閥の構成員となった。
その中に1人希少なテイマーがいて、
猫人ニャンコは直々に鍛えてあげるニャん!
と喜んでいた…
囚われた奴隷達は猫人ニャンコと、
拠点へ転移していき獣人ワンに任せて
来たみたいだ。
すぐ猫人ニャンコは戻ってきた。
「待たせてしまって申し訳ニャいニャん!
ノーネーム様!任務達成ニャん!」
「構わない。」
「東国プラプラしながら
ゆっくり帰還したいニャん!」
「そうだな…」
東国の姫と会いませんように…
と祈りながらガマガエル下衆代官の
屋敷を猫人ニャンコと出る。
すると…
猫人ニャンコのケモミミ、尻尾が
逆立つ。
猫人ニャンコの目の前で弾丸が止まった。
「フシャー!!」
威嚇しうなる猫人ニャンコ
重力魔法で弾丸を止めたみたいだ。
野生の感で気づけたらしい。
まあ被弾する前にオレが止めていたが、
ギリギリ自分で対処で来たみたいだ。
そして遅れて、
「タンッタンッ!!」
と銃声が鳴り響いた。
音より速い弾丸
じいやだな。
と、オレは思った。
「じ、じいやさん!
東国での戦闘はするなと、
王が申しておりましたよ!」焦るメイド長
「ふぉっふぉっ、ただの挨拶じゃよ!」
じいや
遠くから人影が現れた。
「メイド長か、久しいな。」
「フシャー!!」
「の、ノーネーム様…」
「ふぉっふぉっ、久しいな
ノーネームよ!ん、新たな構成員か?どれ?」
と、じいやはオレに敵わないのを
理解してか猫人ニャンコに襲いかかる。
スナイパーライフルを撃つのではなく
打撃武器として振りかぶった。
猫人ニャンコは重力魔法で、
スナイパーライフルを軽くし
キャットクローで受け止める。
「ニャん!!!」
そして「タン!」
と至近距離で発砲するじいやだが
猫人ニャンコに躱される…
「あれから息災だったか?メイド長?」
とりあえず猫人ニャンコはじいやと遊んでるから
放置したオレ。
メイド長は前回
鬼人オニ、
エルフミミ、
飼い犬に痛ぶられていたとこをオレが助けた。
「はい、おかげ様でございます。」
メイド長
「それはよかった。オレの近こう寄るがいい!」
「はい…」
オレはメイド長の肩を抱く
「少し痩せたか?」
「そ、そのような…
ど、どうでしょうか…
自分ではわからないです」
「無理はしてないか?
いや、オレに会えず思い悩んでたか?」
メイド長をからかうオレ
「なっ!い、いえ…
はい…前はご奉仕を満足に出来ず
申し訳がなくて…」
助けたお礼にご奉仕すると
言われ連れ込み宿、日本で言う
ラブホテルに一緒に行ったのだ。
「よい!またしてくれるな?」
「よ、喜んで!
ノーネーム様にご奉仕が出来ることが
わたしの喜びでございますれば」
「そうかそうか」
と、言いメイド長の胸を揉む。
「あ!の、ノーネーム様、い、いけませ…ん。
任務中ですし、周りに見られてしまいます…」
恥ずかしがるメイド長
「なら、これならいいのか?」
とメイド長の服の中に手を入れるオレ
「だ、ダメでございます…!」
「良いではないか。さあ、ブラジャーを外せ。」
と、人通りがあるにも関わらず言うオレ
「は、はい…」
と、素直に言うことを聞いてくれるメイド長
だった。
− − − − − − − − − − − − − −
読者の皆様 初心者の拙い文章ですが
☆ ♡ コメント など
いつも本当にありがとうございます。
励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。
思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




