第201話
西国帰らずの森、
最奥拠点ノーネーム派閥争いの試合。
みんなは死合うと思ってる。
猫人ニャンコが、
先輩の鬼人オニ、
エルフミミを下した。
負けた二人だが
もちろん努力は伺えた。
でも二人して泣きながら
「「死んでお詫びします…」」
と言うから
オレは二人の元へ行き
抱きしめ、また再戦したらいい
と言った。
「い、いいんっスか?ノーネーム様?」
「いいの?ノーネーム様?」
オレは二人の頭を撫でながら
「ああ。派閥、考えが違うもの同士、
諍いがあるのは大いに結構!
今回のでお互い更に高めあえたな。」
「「ノーネーム様!!」」
二人がオレに抱きついてきた。
「よしよし!
鍛錬するなら今度見てやる
だからもう泣くな。」
と言ったが、ワンワン泣きじゃくる二人。
とりあえずあやす。
「なんだか勝ったけど…
負けた気分ニャん…」
猫人ニャンコがふてくされてる。
近くにある小石を蹴っ飛ばしながらそう言った。
「猫人ニャンコよ、そう言うな。
褒美をやろう。それでいいな?」
「嬉しいニャん!ノーネーム様!」
といい、二人が抱きついてる隙間から
入り込みオレに抱きついてきた。
オレは
鬼人オニ、
エルフミミ、
猫人ニャンコを抱きしめ
「さあ!いい試合をした!
皆で露天風呂に入ろう。」
オレが帰らずの森、拠点で
ログハウスの次に自分で作った檜露天風呂だ。
3人を抱えるオレ
片手には少女にしては大柄な
鬼人オニ。
もう片手には小柄な少女エルフミミと、
幼い猫人ニャンコを同時に抱える。
3人抱っこも余裕さ!
訓練場からは大歓声が上がっていた。
はやく幹部になりたいや、
ノーネーム様の寵愛を受けたい。
雑務ではなく任務に早く参加したい。
などなど…
みんな目標だってしたいことだってバラバラだ。
だがそれでいいんだ。
獣人亜人といっても
結局は人なんだから。
ノーネーム様用
訓練場観覧席VIPルームにて、
「さすがノーネーム様です…
ウチではずっと解決出来なかったのに…
こんなあっさり短時間で…やっぱりさすがです!
お互いに一回全力で殺し合わさせ、
わかりあえなくても、みんなスッキリは
してますね!ウチはみんな
獣人、亜人はわかり合えると思って
和解ばかり探ってたのに…
それでお互いに我慢、我慢と
させていたみたい…
はぁ…ウチが一番最初の
ノーネーム様の幹部なのになぁ…
しっかりしなきゃね!」
と気合いを入れなおした獣人ワン。
「ワンワン!」
飼い犬もさすが主!
ノーネーム様!
と、喜んでいた。
ちゃっかり鬼人オニ、
エルフミミ派閥だったのは内緒だ。
猫人ニャンコに
ノーネームを辞めろと言われたからだった。
ちなみに獣人ワンと
飼い犬は訓練場にいた
構成員100人に解散と宣言したり、
後片付けをしたりで
ノーネームと露天風呂に行けなく
忙しく後処理をしていた。
オレは露天風呂に来て
脱衣場ですっぽんぽんになる。
漆黒の仮面はつけたまま。
そして鬼人オニの服を脱がしてやる。
全員ノーネームカラー、漆黒の
構成員隊服だ。幹部の隊服には金銀糸のモールが
かかっていた。後はオレから下賜された、
ヘンテコなお面をつけている。
下着は日本製に比べシンプルだった。
だが、ナンチャラスパイダーとか
上等な魔物の素材とかで質は、
こっちの異世界が良さそうだ。
シンプルな黒のブラジャーとパンティーを
脱がしてやる。
ば、爆乳だ。
多分アメリカ少女と同じくらいのGカップ
とみた!!
「そ、そんなに胸見られたら恥ずかしいっス!」
と頬を紅く染める鬼人オニ
エルフミミは魔法少女みたいに小柄だ。
スポーツブラみたいなのに
白のパンティーだ。
Aカップ?かな…
「ノーネーム様!胸は今から
成長する待ってて!」
Bカップになるかもしれない…
エルフミミ
猫人ニャンコは幼子
黒騎士邸にいる、ギルド受付手伝いの
女児。小学生1年くらいだ。
ブラはしてなく、キャラ物の
モコモコパンツだ。
ちなみに猫耳と
尻尾が生えてる。
こんな幼子が
鬼人オレ、エルフミミを相手に
模擬戦で勝利を掴むとか
日本では考えられないな。
まあ重力の魔法を扱うし
努力もあるが才能はピカイチだろう。
「早く大人になりたいニャん!!」
みんな見た目麗しい。
美女に
美少女に
美幼女だ。
みんなから身体を隅々まで
綺麗に洗ってもらうノーネーム頭領のオレ。
完全に役得だ!
そしてみんなも身体を洗い
皆仲良く湯に浸かる。
さっきまで歪みあってたのが
嘘みたいだ。
やはり全力で戦わせてよかったな。
さてさて…
いまは
鬼人オニの肩を抱きしめ
もう片手は内側に猫人ニャンコ、
外側にエルフミミの肩を抱きしめてる。
徐々にオレの手が下に…
鬼人オニ、
エルフミミの胸を揉んだ。
鬼人オニはやっぱり揉み応えがある
エルフミミは、うーん小さい。
揉めるほどないが、まあそれはそれでいい。
気持ち良さ幸福感はある。
胸に貴賤は無い!!
「の、ノーネーム様!な、なんか変と
いうか…不思議な感覚っス!
なんなんスか!コレ…」
今まで味わったことがない快感が
徐々にくる鬼人オニ
「ノーネーム様、なんか気持ちいいけど
ムズムズもする。」
エルフミミはちょっとまだ早かったか?!
まあ大丈夫だろう。
性教育は大事だ。
猫人ニャンコは気付いてない。
まだ、さすがに性は早すぎた。
「ん?どうしたのだ?
オレはただ抱きしめてるだけだぞ。」
とすっとぼけながら
胸を揉みしだく。
「な、なんか…
胸が気持ち良くて…っス…
初めてだから、なんかへんな感覚っス!」
「何とも言えない感覚…
のぼせてきたのかな…」
「どうしたニャん!」
「いや、オレは抱きしめてる
だけなんだが…やめるか?
猫人ニャンコはなんともないよな?」
「や、やめないでっス!
ノーネーム様!き、気持ちいいっス!
なんかヤバいっス!!」
「うん、ノーネーム様!
もっと激しく触られたい!」
「ミーはニャんともニャイ!」
そして
鬼人オニ、
エルフミミの胸を激しく
揉みしだいた後
最後に柔らかな突起を強く摘まんで
引っ張った。
「「あ、あー!!!」」
鬼人オニと
エルフミミは果てた。
「ん?のぼせたのかニャ?」
「みたいだな、お前との戦闘もあったから
かも知れんな?さて、二人を介抱しようか。」
「この二人ダラシないニャん!」
オレは性に無縁な
鬼人オニ、
エルフミミを
目覚めさせて…
開発したのかも知れないと思って満足したの
だった。
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