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計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
ノーネーム 内部崩壊 東国編

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第199話

とまあ、オレのせいで

鬼人オニ、エルフミミ、飼い犬

と対立してる猫人ニャンコ


まあ考え方の違いだろ。

一つの会社に考え方が真逆な幹部が

複数いるみたいな…

このままいけばお互いの不満は爆発し

殺し合いになるかも知れないらしい…


オレがいない間も

ちょこちょこ諍いがあり、

獣人ワンが毎日のように止めに入ってたらしい。

そして拾って来た元奴隷構成員も100名になり

大台だった。


鬼人オニ、エルフミミに助けてもらい

拠点でお世話になって

ここまで立ち直れた構成員派閥。

ノーネームを主とはしているが

命までかけれるか…

そもそも面識もない構成員もたくさんいる

わりとふんわりした派閥


そして

猫人ニャンコ

幼なさからか守ってあげたい。または同じく

ノーネームを絶対的な神と崇める

ノーネームのためならば命を容易く投げ捨てれる

信仰派閥が出来上がり…

この2つの派閥が構成員同士でも揉めるらしい。


いまも一触即発らしい、

疲弊しきってる獣人ワン。


うん、内部崩壊だね!

おわた\(^o^)/


いっそもう暗躍組織ノーネーム解散してもいいが…


最後くらいは、

顔を出すか…



と、獣人ワンに泣きつかれ

謁見の間に行くノーネームの頭領ことオレ。


全員平伏して待っていた。


鬼人オニ、エルフミミ、飼い犬

と、

猫人ニャンコ


くっきり派閥で別れていた。


オレは玉座

隣には獣人ワン



「面をあげよ!!!!」覇気を出し

漆黒の波動もついでに出し

押しつぶす感覚を全員ゆ味わせた

誰も言葉も発さないし顔をあげれない…



「話しは聞いた。

内部崩壊してるとな…

オレがやったことだ!

オレが責任をとろう!

ノーネームの玉座を降りよう…

今後お前達の好きにしたらいい。」


「ち、違います!ノーネーム様の

せいでは決してないです!

お願いですから!いなくならないで下さい!」

獣人ワンが土下座しながら泣き叫ぶ。


構成員一同も平伏したまま辞めないで

とか、飼い犬もお腹をみせ

「くうーん」と泣いてる



あれ?

思ってたのと違う

てっきりクーデターがしたいのでは?

と思っていたが…


「オレはお前らとは違い人種だ!

確かに名も居場所もないが

大切な人は人種にもいる。

だがお前らも、もちろん大切だ。

中にはオレの大切な人種の中に仇がおるやも

知れんし、オレが仇かも知れんぞ!

オレは獣人や亜人も殺してきた。

数えれんほどな。

どうだ? これでもオレに

玉座にいてほしいか?

答えよ!!!」



「「「「「「「はい!ノーネーム様」」」」」」」

一同が平伏したまま答える。


ま、まじか…


「オレの大切な人が仇の場合は言え、代わりに

オレを討たせてやろう!

もちろんオレが仇でもだ!

なら前回の鬼人オニ、エルフミミ、飼い犬よ…

お前達の任務中、獲物を助けた

オレを討ちたいか答えよ!!

今なら一切の反撃をオレはしないぞ。」

と、メイド長を助けるため任務中の飼い犬を

蹴り飛ばしたことを謝りもしないオレ。

オレは自分が思ったようにするだけだ。

そこに正義や悪は関係ない。



「め、め、め滅相もないですッス!

ノーネーム様!

あのときは申し訳ありませんでしたっス!

お許しをお許しを!」

泣きながら土下座する鬼人オニ


「ノーネーム様!ごめんなさい

ごめんなさい!

ひっく、ひっく…」

泣きじゃくりなが土下座するエルフミミ


「くうーんくうーん」

お腹をみせ泣く飼い犬


全員土下座で泣きじゃくってる。


あれ?

コレは有耶無耶に出来るのか?

一応オレが悪いはずだが…


みんな許しを請う

さながら死刑囚みたいな感じだった。


ならば許してやろう。

と、いきなりなぜか優位に、立てたことに

気づくオレ。

オレが悪いというか、

元凶のくせに、ちょっと悪ノリしたくなり

「ちなみにだが、

許さなかったらどうするつもりだ?

ん?」

なんか悪役っぽい

いいなコレ。


すると獣人ワンが、

「全員自害を所望しております。

それで許して頂ければ…」

鬼人オニ、エルフミミ、飼い犬の

介錯用太刀を3つ並べた。



いやいや待て待て!

悪ノリに乗って来ないで!

冗談だから!

「良かろう、お前達に誠の覚悟を見た!

許そうではないか!!」



「「「「「「ありがとうございます

ありがとうございます。

御慈悲に感謝を

御慈悲に感謝を!!!」」」」」」


構成員一同から大歓声があがる。

飼い犬は嬉ションしてた。


汚ね!



最後に締めくくるか


「聞け!!

全構成員よ!

信念なき刃は振るうな!!

絶対にだ!

弱者をいたぶる剣はオレは決して

許さん!!

さすればオレが相手になろう。

わかったな!!!」

メイド長と戦うのはいい。

諍いやトラブルがあるだろう。

だがメイド長をいたぶったり命を奪うの

絶対に許さない!オレが殺す!

オレの大切な人達を手にかけようと

するやつは地の果てまで、オレの命

果てるまで追いかけ、地獄を見せ続ける!

が、まあ今回は反省してるし許してやるか。


「「「「「「「「「「はっ!」」」」」」」」」

と全構成員と、

飼い犬は平伏したまま

大きく返事をした。


あ、そういえばまだ誰一人顔を上げるのを

許してなかったな…


覇気や漆黒の波動を消し

次は優しく

「面をあげていいよ。」


「「「「「「「「はっ!!」」」」」」」」

一同

「ワン!」飼い犬



だいぶ謁見の間の空気が柔らかくなった。


「よし!!皆、いい顔だ!

お前達の頭領でいれるよう

オレも共に励もう!

して…最後に…

派閥争いか…

人種でもよくあるが…

ココでもあるとはな…

まあ、構わない。好きにしたらいいさ。

だが…この狭いコミュニティ内で

お互いに不満が溜まりストレスになるのは

良くない。ココはオレの楽園。

居場所だからな。

だから実力で示せ。

それしかあるまい!

派閥のリーダーよ

今から、試合え!オレが見届けよう。」


「し、死合うんですか?」

困惑する獣人ワン

どちらかが死ぬまで戦うのか…と

思っている


「ああ、不服か?」


「い、いえ!

ノーネーム様の御心のままに!

では鬼人オニ!エルフミミ!

猫人ニャンコ!は、訓練場に!

残りの構成員は観客席!

急いで準備を!」


とみんな駆け足で訓練場に行った。



あの、救出したときは死にたがってた

猫人ニャンコがなあ…

派閥のリーダーとは

世の中わからないものだな。




訓練場で相対する

鬼人オニ、エルフミミ

猫人ニャンコ


2対1だ。

まあ卑怯や不利、理不尽は仕方あるまい。

派閥のリーダーをしてるくらいだ。

飲み込む器量くらいはあるだろ。


そういうことはいくらでも起こりうる。

ここで全力で試合しストレス発散してもらおう。

今後は仲良くとはいかないまでも、

多少分かり合えたらいい。


ケンカも思う存分にしたらいいが

殺し合いはダメだ。

それはオレが許さない。

まあ、数多の生き物を手にかけてる

オレが言うのもおかしい話だがな…


「さあ、はじめろ!!」



とオレは試合をさせたのだった。



− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m










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