表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
ノーネーム 内部崩壊 東国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

198/404

第198話

オレは黒騎士邸の執務室で

厨二病メイドと聖女の

練乳がかかったおっぱいを一生懸命飲んでたら、


ギルド受付の母親とその娘、

女児に見られ

気まずいなんてレベルではないほど、

居心地が悪くなり


咄嗟に自国の異世界

西国、帰らずの森拠点へ

転移してしまった。


鎧さんは黒騎士フルプレートバージョンから 

漆黒の仮面に変わり

ノーネームと早変わりしていた。


し、しまった!

正直こっちの世界には来る

つもりはなかったのに…


産まれ育った王宮での

お世話係兼性教育係の

メイド長を助けるため、

ノーネーム拠点で拾った飼い犬を蹴り飛ばし、 

鬼人オニ、エルフミミと敵対した。


そして

東国に行き、

元王子のとき身体を重ねた

元婚約者の東国の姫にノーネームで無理矢理迫り

振られ、そして拒絶されたオレなのだ。



また日本に戻るか…

黒騎士で今戻るのは気まずいからクロノで。

あ、そういえば血塗られた愛刀も

東国の姫に渡したままだった。


まあいいか…

とりあえず何か問題や危機が迫ればわかるし、

何もないということは

そういうことなのだろう。


探索者クロノとノーネーム

は同じく漆黒の仮面だけだから、

そのまま転移しようとすると


「ノーネーム様!!」


獣人ワンだ。飼い犬が

ここ帰らずの森で拾った獣人のメス。

血相を変え素早く近づいてきた。



「申し訳ありません!申し訳ありません!

ウチが管理出来ていなかったばかりに…

いなくならないで下さい!お願いします!

お願いします!」

いきなり泣きながら土下座して

懇願してくる。


いやむしろ、

謝らないと行けないのはオレなんだが…

裏切り、飼い犬蹴っ飛ばし

鬼人オニとエルフミミにわざとぶつけたよ?


「何かあったのか?」

とりあえず他人事みたいに聞いてみた。


「ちょっとした内部分裂というか…

組織に亀裂が…」


オレのせいだよね…

そして何が起きたのかを聞いたのだった。



時は遡り

中央伯爵領でメイド長と再戦をした

鬼人オニ、エルフミミ

劣勢だったが連れて来た飼い犬の参戦で

形勢逆転し、メイド長をいたぶっていた

とこにノーネームが現れメイド長を守る。

飼い犬を蹴り飛ばし、

それが鬼人オニ、

エルフミミにもあたり三人転がっていった。








虐げられたお前達がなぜ次は虐げる側になる?

とノーネーム様に言われ

「そ、それは任務で…でも虐げて来たやつら

許せないっス!」鬼人オニ

「許せない!」エルフミミ



「お前達の言い分も分かる。だが

オレの大切な人、

メイド長を殺そうとするのなら

このオレが相手になろう!!!」

漆黒の波動を出しになられ

みんなを地面に押しつぶされる。

言葉を発することも、もちろん出来ないし

お許しになられなかったノーネーム様。



恐怖により

動けなくなりそしてみんな失禁していた。


しばらく…半日くらい呆けて


「き、帰還するっス…」

鬼人オニ

「ひっく…ひっく…」

泣きじゃくるエルフミミ

「…」

ひっくり返りお腹をみせてる飼い犬


みんなでノーネーム様の怒りを買い

絶望しながら、任務を放棄し

西国、帰らずの森。

拠点へ帰還した。


とりあえず、ノーネーム幹部一番古参の獣人ワン 一番新人の猫人ニャンコと起きた出来事を話した。



「ウチ達が東国に偵察に行ってる

間にそんなことが…」獣人ワン


「…」猫人ニャンコ


「そうっス…どうお詫びしたらいいか…」

鬼人オニ


「なぜノーネーム様がお怒りかもわからない…」

エルフミミ


「くうーん」飼い犬こと

神狼、フェンリル。

元気がなくなっている。



「ウチ思うんだけど…

メイド長がノーネーム様の大切な方って

言われたのはわからないけど、

メイド長は獣人や亜人を虐げてないよね?

その人を痛ぶったら、

それってウチ達が今度は人種を虐げること

になるんじゃないかな?

ウチ達はあれほど虐げられてきたのに、

チカラをつけたからって…

同じことをしようとしてるよ…

だからノーネーム様はお怒りになったのでは?

もちろんメイド長が獣人や亜人を虐げてる

ような人ならノーネーム様も個人の復讐には

そこまでお怒らないのではない?

もちろんメイド長を助けにはくるだろうけどさ…

お怒りになった理由はそこじゃないかな?」

獣人ワン


「う、…なるほどっスね…

前回負けたから仕返ししかったっス…」

鬼人オニ


「うん…わたしも…前回やられたから

悔しくて…」

エルフミミ


「くうーん」飼い犬も

理解したようだ



が、しかし

幼い猫人ニャンコは

段々顔が険しくなり

「ミー思うんだけど…

お前達もうノーネームやめろニャん!

相応しくないニャん!」


一同がこの発言にびっくりした。


まさか死にたいとあれほど救出したとき言っていた

新人幹部猫人ニャンコがこんな暴言を吐くとは…


「確かにノーネーム様は

ここでは何でも自由と言われ、そして

亜人、獣人の楽園をお作りになって

下さったニャ!奴隷は地獄ニャ!

毎日死にたかったニャ!

その御方に恩返しどころか、

自身を優先してノーネーム様のお怒りを

買うバカは要らにゃいニャん!」



「そ、そうっスけど…

やめろなんて…新入りのくせに!!」

苛つく鬼人オニ


「うん…生意気」

弓を取り出す、エルフミミ


「やるかニャん?

ミーは構わないニャん!」

肉球を向ける猫人ニャンコ


「ちょ、ちょっとやめなさい!!

あなた達!」

間に入る獣人ワン



「まあ、いいけど…

ミーはお前達を認めないニャ!

全てはノーネーム様のためにある組織ニャ!

神にも等しい御方ニャのに…

組織に使える、使えないじゃニャいニャ!

全てをノーネーム様に捧げれない

お前達はただ要らニャいニャ!」

猫人ニャンコ


「マジ生意気を通り越して

憎さに変わるッスね!

連れて来たときはあんなにビビり

ちからして死にたい死にたい言ってた

クセにッス!」

鬼人オニ


「猫人ニャンコに認められなくても別に

いいんだけど!」

エルフミミ


「本当にやめなさい!

飼い犬様もなんとか言ってやって下さい!」

獣人ワン


「くうーん」

お腹をみせてる飼い犬

ノーネーム様の恐怖がまだ抜けてないみたいだ。


「飼い犬様もノーネームやめたら

どうだニャん?

そこにいる二人と同じく

ノーネーム様の意図を汲めないなら

いらないニャん!」



「グルルル」 

一転、

猫人ニャンコを威嚇し唸る

飼い犬

我より弱いのによく言うわ!

と言わなんばかりに。



「確かに飼い犬様には負けるニャん!

けど、ノーネーム様のために死ねるなら

本望ニャん!

お前達にはそういう覚悟がないニャん!

よっぽど温い虐げられ方をしたかニャ?」

と不気味な笑みをこぼす

猫人ニャンコだった。



− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ