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計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
黒騎士 スタンピード ギルド開設編

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194/404

第194話

無事女児は母親と会え、

今後はオレの別荘敷地内にある

ギルドで受付業務や雑用、掃除を

住み込みでやらせる。

聖女、厨二病メイド、女児、母親は

一足先に転移でオレの別荘敷地内の

ギルドへ帰還した。



女児の依頼でママを助けるは達成したが

つい勢い余り、県内の魔物を全て殲滅すると

言ってしまったからな…


あらかた片付けたが、後始末くらいにはまだいる。

半壊した女児の家を出た黒騎士のオレ。


ドラゴンも後始末で小型魔物を蹂躙していた。

ブレスは街が火の海になるから厳禁と伝え

ドラゴンクローで魔物を八つ裂きにしている。



あと氾濫した魔物は一箇所くらいだな…

気配を探る

「ドラゴンよ!戻ってこい!」

と言うと

「きゅおきゅお!」

と返事をしながら戻ってきた。



オレはドラゴンの背に乗り

「ゴミ掃除ご苦労!」と労い、

最後の神奈川県内に氾濫したと思われる

魔物が居る場所へとドラゴンに指示を出した。




「た、助けてくれー!」

「うわー!」

市民が小型魔物に襲われて

ケガをしている男性二人。


すると

バサッバサッバサッバサッ!!

と、ドラゴンが飛来して来たのが目に入る。


「あ、あれって…」

「たしか日本の所有兵器黒騎士か?」


気がつく若者パリピ男性二人


「た、助けろー!」

「ったく、来るのがおせーぞ!!」

とパリピ達が黒騎士に向かって言う。



「…」



「お、おい!聞こえてるだろ!」

「助けろよ!」

大声をあげる二人



「なぜだ?わたしは依頼により来ただけだ。」



「その依頼がオレ達を助けるんだろ!」

「はやくしろ!」

と逃げ惑うパリピ男性二人



「いや、魔物の殲滅だけだ。

お前達を助けに来たわけではない。」


「ふ、ふざけんなよ!」

「く、クソが!」



「頑張って抗え!

お前達が殺された後から魔物を殲滅し

依頼達成としよう。」



「た、助けてくれ!」

「お、お願いだ!」

段々余裕がなくなるパリピ男性



「ふむ…対価は?」



「た、対価?」

「そ、そんなものはない!

同じ日本人だろ、助けろよ!」




はあ…

あの小学生1年生の女児ですら

命を掛け、遠路はるばる助けを求め一人で

オレの下に辿りつき、そして自身の一生をオレ

に捧げ依頼をしてきたというのに…

「残念だな。わたしは日本人ではない…

異世界人だ!!!」



「な、なにをぐぎゃゃー」

「い、異世界人だと…うわー」


小柄魔物にやられ息が絶えそうになる

パリピ男性二人



「ドラゴンよ!殺れ!」

ドラゴンはドラゴンクローで

やられた男性諸共、魔物を真っ二つにした。

ドラゴンも御主が暴言を吐かれたことに

怒っていたからだ。



「よしよし!よくやった

帰還するぞ!」



「ギャオオオォォォォ!!」

と空に勝利の咆哮をあげ

飛び去っていく。




探索者では対応できていなく

魔物が地上に溢れてた神奈川県は

こうして黒騎士に助けられたとをニュースや

SNSで報道された。


だがやはり英雄と称え感謝する者もいれば、

他にもまだスタンピード発生の県があり

自分の県内も魔物をはやく討伐しに来い。

と賛否両論の意見になっており…

日本ギルド本部は黒騎士殿に出撃要請は出来ないと

発表。

もちろん報酬次第で交渉はしていいが、

必ずギルドマスター、ないし総理の承認が

いることとした。

単独で交渉を行い不興をかった場合は

生命、財産の保証は無いと警告をし、

これに日本政府は一切の責任を負わないと

宣言したのだった。

黒騎士殿は国賓以上の扱いで、我々が頭を下げ

わざわざ日本にいて下さってると、

認識を改めるように通達したのだった。

もちろん特級探索者の称号があるクロノにも

適応されるとのことだ。



ちなみに黒騎士の中身はクロノ





とりあえず高級旅館風別荘、

黒騎士邸へドラゴンと帰宅した。



ドラゴンは小屋へ帰って行った。

オレは日課の露天風呂だ。



ふうー!疲れたなあー。


いやー依頼とはいえ働いたな。

あ、神奈川県内の魔物全て殲滅し

魔石は自動的に異空間に入ってるから

あとで売却し、それを女児と母親の

給料に充てるか、足りなければ

またなにかの討伐に出向くか…。

くっ!オレはニートを満喫したいが…

働かないとなあ…



「失礼致します。」

と厨二病メイドもかけ湯をし、

身体を洗い浸かりにくる。


「今日はご苦労だったな」

メイドを労う。


「とんでもございません。御主人様の御慈悲に

あの親子も大変感謝しておりました。

今日より業務を研修させて頂きます。」


「頼んだ!今回の討伐した魔石を倉庫へ転移

してある。

必要な分、売却し引っ越し祝い金を渡してやれ。

新居でなにかと物入りだろう。

もちろんお前や聖女の分もだ!」


「かしこまりました。

いえ、わたしと聖女様は住まわせて

頂けるだけで立派な報酬になっております。」


「駄目だ!きちんと受け取れ!

よいな? あと今回敷地内のギルドを一般解放し

わたしも依頼を受け働こうと思う。お前達に

何不自由なく過ごさせるのは主の

務めゆえな。」


「はっ!委細承知致しました。」



「今まで給料も払わず、また、働いていない

わたしに

よく今まで付いてきてくれたな。感謝する。」



「どのようなことがあろうとも、

御主人様は御主人様のみ。

ただ御主人様お一人に全てを

捧げておりますゆえ。」


「そうか。ならお前が望み続ける

限りお前の主であり続けよう。」



「嬉しゅうございます。」

涙を流し喜ぶ厨二病メイド

オレが無職で、やっと働くから嬉しかったのかな


すぐ仕事やめたらそのときはすまん。

諦めてくれ。


厨二病メイドの涙を指で拭う

「お前は本当に愛いやつだな。

オレの近こうに寄るがいい。」



「はい。」

頬を紅く染め

恥ずかしいそうにうつむき


露天風呂の湯に浸かりながら

オレが胡座をかいている上にメイドが跨がる。


オレはメイドの頭を撫でる。

「なぜ、

それほどまでにわたしが良いのだ?

今まで主はいなかったのか?」



「わたしには御主人様しかおりません。

前は聖女のお父様、総理が主でした。

良い御方でしたが…

仕事と割り切っており、

魂を捧げるほどでなく…

ただただ仕事として…。

わたしは先天性の魔眼持ちでした。

最初は制御が出来ず…

親しかった人たちを石化させてしまい…

そして親にも捨てられ…ギルドの研究施設で

育ちました。そこで、


日本政府の役に立たないか?


と、総理に声をかけられたんです…」


あれ?カラコンじゃないの?

先天性?病気かなにか?

あと、気楽に何で主はオレがいいのか?

を聞いたらなんか段々重い話になってきとる…

オレお前のおっぱい揉みながら話し聞いてるが

大丈夫かコレ…?



− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m




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