第187話
魔法少女とアメリカ少女
オレ三人で、悪魔の軍勢を迎えうつ。
1000体くらい転移してくる予感がした。
が…普段しないが、ちょっと
心配だから力量を測ってみる。
まぁ、やはり相手が強いか弱いかわからないほうが
楽しいからだ。
ただ、今回はさすがに事が事だからな。
悠長なことは言っていられない。
と、
うーん…蟻、いや蠅が1000匹
いやミジンコ以下…か…
そんなレベルな気がする…
どうしよ…臨戦態勢で増援までくるのに
悪魔の軍勢ではなく、
ミジンコ以下の有象無象と勘違いとは
とても今更言えない…オレは冷や汗をかく。
「クロノ!大丈夫だから!死ぬときは
一緒!」魔法少女
「クロノサンがそれほど焦る敵とは…
ワタシも、もう悔いはないですがそれでも
最後まで抗いマス!」
クロノに初体験を捧げれて
絶頂まで味わせてもらったからか、
もう悔いはないらしいアメリカ少女
「く、くるぞ…!!!」
「「…」」
火、炎属性の魔法準備をする魔法少女。
翼を生やし、光属性のレーザーを準備する
アメリカ少女
「フハハハハハハ!!
大規模ランダム転移は成功だ!この星と魔界の
ゲートは作られた!!!今より進行する!
進軍を開始せよ!!」
「「「「「「「はっ!四天王最強閣下!
」」」」」」」」
隊列を組む雑魚1000匹の悪魔達
「…」
「き、きた!」
「き、来まシタね!!」
「なんだ貴様ら虫けらは!!
我は四天王最強である!!」
蒼炎のオーラを纏う悪魔。
「…」
「がんばって倒す!
こっちにはクロノがいる!」
「はい!諦めませんし、侵略も許しまセン!
クロノサンと一緒に最後まで抗います!」
「フハハハハハハ!!
捨て身覚悟か!行け!!我が軍勢達よ!!」
1000匹の悪魔が一斉に襲いかかってきた。
「…」何もしてないオレ
「くらえ!ファイア!」
「ホーミングレイ!!」
と、がんばって雑魚悪魔を討ちたおす
可愛らしい少女二人。
「フハハハ!!
まだまだいるぞ!!進軍せよ!」
うん、あれだな
害虫駆除か…
てっきり悪魔進軍と思っていたが…
がんばってる魔法少女に、
アメリカ少女
心の中で応援するオレ。
魔力的にも先にバテたのは
魔法少女だった。
「もうダメ…クロノごめん…
一緒に死の…」
「大丈夫だ!安心しろ。」
さすがに大袈裟すぎだろ…
まあ害虫嫌いからしたら死にたくなるか…。
数が多いってだけでも気持ち悪くなる人いるしな
アメリカ少女もバテてきて
光属性の翼が消え、膝をつく
「か、数が多すぎます…
さすがに…ここまでかも知れません…」
二人で400匹くらいは倒せたかな?
オレが駆除してもいいが…
どうしたものか…
「フハハハ!!我にすら届かんか?
人種とは雑魚だな!!」
大声で笑う四天王最強悪魔
オレは閃いた!!
ちょっと卑猥だが
オレはアメリカ少女を抱いたことがある。
その…オレの体液がアメリカ少女の体内に
まだ微量にあり、それを何かしらの
エネルギーに変換出来ないかな?
と考えていた。
漆黒を扱うことができるオレ。
扱うと言っても鎧さんこと、漆黒の仮面が
オレの意志を汲んてくれるだけだが。
アメリカ少女の体内にある
オレの体液を漆黒へと昇華させる。
と…
バサアアアッッ
背中から6対12枚の漆黒の翼が生えるアメリカ少女
「え、え?コレは…クロノサンのチカラ?
ですよね?ワタシの体内から反応が…
アレ?光の翼ではなく漆黒に?」
と戸惑うアメリカ少女
(ハロー!)
(え?悪魔の軍勢に負けそう…)
(いや、仮面クロノ戦えよ!!)
(四天王最強悪魔か…)
(相変わらず足手まといの魔法少女!)
(アメリカ少女ちゃん漆黒の翼?)
(光属性から闇属性に目覚めた?覚醒したのか?)
(6対12枚の翼…ルシファーか?)
(アメリカ少女が堕天した!)
(ということはもう処女じゃないんか?
ファンやめます。)
(すごい!がんばって!
クロノサンもいますし勝てるよ!)聖女
(クロノ!お、お前Fクラスの分際で
アメリカ少女ちゃんとやったのか?!犯したのか?!
許せん!)勇者
(あ、アレは兄上のチカラなの?
兄上はチカラを与えれるの!
凄すぎる!!どうしたらいいのか教えてよ!)
生徒会長
(クロノ氏、なにかあったら
娘を助けてやってくれ)
大統領
(孫もよろしく頼むぞい。
信じておるぞい!!)学園長
光属性から漆黒に一時的覚醒をした
アメリカ少女
6対12枚の翼から漆黒のレーザーを
放ち次々と悪魔の軍勢を葬る。
オレからしたら便利な害虫スプレー
くらいな感覚で見てた。
ちなみにさっきから何もしてないオレ。
「な、なんだその
チカラは!!くっ!
まさか出落ちでこの我が
出陣することになるとはな…」
四天王最強悪魔が戦うみたいだ
ちなみに軍勢は全て魔石になってた。
雑魚だからか余り大きいのはなかった。
アメリカ少女は
6対12枚の翼から漆黒レーザーを
四天王最強に放つ
が、
翼でガードされた。
そしていつの間にか三叉の鉾を装備していた
四天王最強。
「貴様なかなかやるな!!
嬲り八つ裂きにしてくれるわ!!」
振りまわしながらアメリカ少女に
襲いかかってきた四天王最強。
アメリカ少女も翼でガードするが
明らかにダメージが入って
ドンドン傷付いていく…。
距離を取るアメリカ少女
「ハァ…ハァ…
次の一撃で倒せなければ負けです…
クロノサンから頂いたチカラで
アナタを葬ります!!」
と壁、地面に6対12枚の翼を突き刺し自身の身体を
固定する
黒騎士との模擬戦でみせた
一点集中レーザー、アトミックレイだ。
薄い漆黒のエネルギーが6対12枚の翼から
集められる
そして
「ブラックレイ!!」
凄まじい薄い漆黒のレーザー
が四天王最強に向かう。
四天王最強は三叉の鉾を地面に突き刺し
地面からすごい水流でブラックレイを
止める。
拮抗かとも思われたが
まだチカラを使いこなせてない
アメリカ少女が不利だった。
ブラックレイは神器、三叉の鉾から出る水流の
水流に押しつぶされた。
「そ、そんな…」
漆黒の6対12枚の翼は消え
膝をつくアメリカ少女
「まあ、よくやったではないか!
アーハッハッハッ!!
どうだ!神器三叉の鉾の威力は!
まあ、魔力半分は持っていかれたか…
下等生物にしてはなかなかやりよる。
今から貴様を嬲り、絶望を味あわせようか!!」
「ひっ!!」と短い悲鳴を上げ
アメリカ少女はお尻を地面に
つけながら必死に後退る。
すでに魔力は空になり
立てないほど疲弊していた。
四天王最強悪魔はアメリカ少女に
神器三叉の鉾を向け
「死ね!」
と言った。
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