第186話
オレはまたアメリカ少女を抱いた。
2回目になる。
「おはようございますクロノサン…」
オレの客間で早々に果てたアメリカ少女。
今は、パンティーだけしか履いていない。
あとはすっぽんぽんだ。
ちなみにおっぱいは揺れている。
「ああ」
「すみません、ワタシだけ満足して
すぐ寝てしまい…き、気持ちよすぎました…
まさかあんなにとは…あ、もちろん初体験の
ときは幸福感で満たされました。あれはあれで
良かったデスし。」
まあ初めてはダンジョン内で
いきなりだったからな…。
「いや、いい。気にするな」
「クロノサンはきちんと満足出来ましたか?
あれでしたら、また今からでも!!」
「満足出来たから大丈夫だ。
今日もやること…ダンジョンにパトロール
行くんだろ?」
「あ、ハイ…そうデスが
うー!!やっぱりまだしたいデス!!今から!
今からまたしちゃいましょう!!
すぐ済ませますから!
先っちょだけ!先っちょだけ!
病みつきになっちゃいました!!
ワタシ達相性バッチリです!
お願いしマス!」
「帰って来てからな…」
一体どこでそんな卑猥な言葉覚えて
きたのやら…
「ワカリマシタ…」
激しく落ち込むアメリカ少女
お風呂は別々に入り
一緒に朝ごはんを食べた。
そして身支度をし
アメリカ少女と
アメリカ探索者ギルドへ
すると
「クロノ!!」
「久しいな」
魔法少女だった。
「クロノ!ずっと待ってた!!」
こちらに走ってきて
抱きつかれた。
「こんにちは。魔法少女サン!」
「あ、お前!!やっぱりクロノを
狙ってアメリカに取り込もうと…もう
許さない!!」
アメリカ少女に攻撃しようとする
魔法少女
「待て待て!今回はオレが自発的に
手伝いに来たんだ!」
魔法少女が暴れそうだから止める。
「そうですよ!クロノサンに快く協力して
もらってますが、なにか文句でも?」
勝ち誇った笑みをうかべながら言う
アメリカ少女。
「お前ウザすぎ!わたしのクロノに近づくな!!
クロノ!日本の…わたしの家に一緒にもう帰ろ!」
「そう言ってやるな。オレはここでまだやる
ことがある。悪魔の軍勢がくるからな。」
「そうデス。またアナタはクロノサンの意志を
無視して。呆れましたね…」
「ならわたしも手伝う!そしたら一緒に帰れる?
お前はウザすぎ!あとはわたしとクロノでなんとか
するからもう帰って!」
「ああ、わかった。」
「アナタこそ要らないんデスが!
帰国しては?自国の日本を
守らなくていいのデスか?」
「いい!わたしの全てはクロノが優先
他はどうでもいい!」
「まあまあ…なら三人でいくか?」
「イヤです!!」
「やだ!」
「ならオレは抜けて一人で行くが?」
とスタスタ歩き、ダンジョンの転移場所へ行くオレ
「し、仕方ないデス…
本当はクロノサンと二人っきりが良かったのに…」
今晩約束した、
抱いてもらえるかの心配をしはじめた
アメリカ少女。
間違いなく魔法少女が邪魔しにくる…
大きな、ため息をついた。
「お前!本当に邪魔!ウザすぎ!
わたしのクロノにちょっかいばかりかけて…
わたし達付き合ってるんだから!もうアメリカに
取り込むの諦めて!今回の同行は
仕方なくだから!」
ちなみに付き合ってるのは魔法少女の妄想
「こちらが仕方なくなんデスが…!
ワタシ達が先に二人きりで調査してたのに…
付き合ってるのもどうせウソでしょう。
クロノサンは今それどころではないデスから!」
「フン!はいはい!負け惜しみ負け惜しみ!
クロノに抱いてもらったこと
ないから悔しいんだ!」
実際あまりの激痛に途中で止めた魔法少女
「はーわかりましたわかりました。
もういいから行きマスよ…!」
クロノに2回も抱いてもらったからか
余裕があるアメリカ少女
「ウザ!余裕ぶって!今日もクロノに
抱いてもらおっと!
わたしは大人だから我慢してお前の同行
許してあげる!」
アメリカ少女は失笑した。
本当は抱かれてないのをクロノから
聞いたからだ。
ワタシのほうが特別と優越感に浸っていた。
と、二人はクロノを追いかけ
アメリカダンジョンへ転移した。
「クロノサン配信してもよろしいですか?」
「クロノいい?」
「ああ」
配信用ドローンが2機浮遊する
「皆様こんにちは!
今日もダンジョン攻略ではなく
パトロール動画なのですが
世界にただ1人、特級探索者のクロノサンが
今日もお手伝いに来てくれました!
あとはオマケが一名…」
「「…」」
クロノと魔法少女は基本的に挨拶しない。
魔法少女は学園長のおじいちゃんが
配信を楽しみにしてるからそれ用だ。
アーカイブは残していない。
(ハロー!)
(こんにちは)
(あれ?仮面クロノに魔法少女ちゃん?)
(今回は三人か?)
(魔法少女推し!!)
(は?おっぱいが正義だろ!)
(おい!クロノそこ変われ!)
(やっぱり魔法少女ちゃんそっちに
行っちゃいましたか…学校に来てないから…)聖女
(パッとしないFクラスの補欠め!
ノコノコアメリカに行きやがって!
魔法少女ちゃんもアメリカ少女ちゃんも
僕の愛人だからな!)勇者
(やはり君は兄上の元へ行ってたね…)生徒会長
(クロノ氏!今日も娘をよろしく頼む)
大統領
(なんと?!アメリカに渡米してたのか?
見かけないと思ったわい…また孫を、
よろしくお願いしますじゃ)学園長
「なんとなくだが
軍勢がくる気配がある…」
とオレは昨日武装リザードマン10体
倒した更に奥の階層へ行く。
「クロノ、わかるの?
すごい!さすがわたしのクロノ!」
「さすがクロノサン!やはり
なんでも出来てしまうのですね…
あまり背負い過ぎず気楽に行きましょう。」
広い広場に出る。
深層35階層あたりだろうか定かではないが。
「あと少しで来るぞ!数は1000くらいだ!」
「え?あ、あの魔界から悪魔が
くるってニュースでやってたやつ?!」
ただクロノを追いかけて来ただけの魔法少女
「が、頑張りマス!
あとこ、ちらも救難信号を出し増援を頼みました!
あら?アナタは何をしに来たんデスか?
もう、お帰りになられては?」
「そうだ。
まあ後1.20分というとこだな…
大丈夫!お前達はオレが守るさ。」
「心の準備する時間はある。良かった。
クロノ大好き!守ってね!
あとお前が帰れ!ウザい!」と
オレの腕にしがみつく魔法少女
「時間に余裕があるのは助かります。
クロノサン。アナタに感謝と敬愛を」
と言いながら、ちゃっかり反対側の腕に抱きつく
アメリカ少女だった。
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