第159話
ギルドマスター代理応接室内
オレは専属受付嬢が両親を安心
させたく、振りだけでいいからと
会うのを了承したらまさかの
父親がギルドマスターだった。
まぁ、黒騎士のときに何回か会ってたから
覚えてる。
「あー、クロノ殿。
まずは人類未到達最高地点到達おめでとう!
ギルドカードから見せてもらったよ」
ギルドマスター
「さすがクロノ様です!」
専属受付嬢
「ああ」
「配信してなかったみたいだが今回はソロかい?」
「見てみたかったです…」
「ああ」
「そうか…それは残念だった…
君の強さははっきり言って異常だ!
あ、いい意味でだ!他の追随を許さない
揺るぎない強さだ。上級に申請したいのだが
大丈夫かね?もちろん制約などもないから
利のほうが大きいのだが? それに新しく君の
階級…特級を準備しているんだ!」
「ぜひしましょう!」
「オレは肩書を必要としてない。
…が好きにしたらいい。」
「ありがとう!もちろん手間などは
何もないよ。こちらで全てしておく。
安心してくれ。君がギルドにいるだけで
こちらには利があるんだ。優遇させて
もらうよ。して、娘の専属受付嬢なのだが…」
「はい、お父さん!クロノ様から
了承もらいました!」
「形だけな。」
「ん?形?」
「あ、ほ、ほら!いきなり結婚ははやいから
婚約からって形ですよ!」
「かたちはかたちだ!」
「そ、そうか?!
あ、いや、不満が有るわけではない。
お互いにそれでいいならいいんだ!
むしろ嬉しいよ、小さいときは本当にお転婆で…
クロノ殿これからも、うちの娘をよろしく頼む」
「よろしくお願いしますクロノ様!」
「ああ。」
と専属受付嬢の策略にはまり
婚約者が勝手に出来たクロノであった。
ただ専属受付嬢は美人
スレンダーな体型に着痩せするタイプ
スーツスタイルにスカーフを首に巻き
仕事が出来るキャリアウーマン風
美人なOLお姉さんで狙っていた探索者の男性陣も
多くギルドではアイドル的存在だったのだ。
「ではお父さん!失礼しますね。
クロノ様、良かったら二人でお食事でも?
おすすめにご案内しますよ?」専属受付嬢
「ああ、いいぞ」
「ありがとうございます、嬉しいです!」
と二人でギルドマスター代理応接室を出た。
すると
「クロノ!!」
魔法少女だ。
「久しいな」
「こんにちは。妹様。」
「ずっと待ってた!
なんで受付の女といるの?」
「ああ、それはだな。頼まれてた「あ、上級探索者
の申請をしてました。なのでギルドマスター
応接室に案内してたんですよね?クロノ様!」…」
「あ、ああ…」
オレの言葉に被せてきた
専属受付嬢
「ふーん」と怪しそうに
ジト目でみる魔法少女だった
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