表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
計80万PV! 魔力0 残念王子の黒騎士 異世界より地球に転移しどちらも無自覚最強無双 ※処女作   作者: モノマサ
結成 異世界暗躍組織ノーネーム

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

155/404

第155話

ふう…

なんとか、じいやとメイド長を退かせれた。

家族だから怪我とかさせたくないしな。

もちろんオレがやられる可能性もある。


戦争か…

家族を手にかけてまで、戦いたいと

言われたら否だ。

だが、今までずっと築きあげた

低賃金の獣人亜人奴隷制度を壊そうと

すれば国と戦争になり

おびただしい数の血が流れるだろう…。

だが獣人な亜人を虐げる奴は許せない

結局答えは出せないまま…か…


「す、すごかったニャん!

まるで、ミーが戦ってる気分だったニャん!」

オレは猫人を抱えながら戦っていたからだ。


「大丈夫か?具合は悪くないか?」

猫人を漆黒のモヤで防御してはいた。

もちろん怪我はさせてないし、余波も通らない。

鎧さんもとい、漆黒の仮面がだけど。


「大丈夫ニャん!お前さん、強いニャん!」


「いや、オレは弱いよ…いまもずっと迷ってる…

オレには一体なにが出来るのかって…」


「そ、そうかニャん…、あ、あいつら

仲間じゃないのかニャん?助けないでいいニャん?」


「あ、そうだな!はやくしないと!」

オレはエリクサーを獣人ワン、

鬼人オニ、エルフミミにかけた。


「ありがとうございます!ノーネーム様」

「ありがとうございますッ!ノーネーム様」

「ありがとうです!ノーネーム様」


「いや、無事でなによりだ」

日々のセクハラになにか御詫びをとが、

当初の目的だった。

「あと、この子の保護を頼む…

オレはもう行く…ではな…」


オレは血塗られた愛刀を取り出し

腰にさす。

クロノとして日本へ転移した。


そう丸投げだ!

死にたがっていた囚われの

猫人に1日だけ生きてくれと懇願し、

自分勝手にエリクサーで治した。

ひょっとしたら明日には約束通り自害してるかも

知れない。

虐げた人種のオレがいるよりかは

オレがいない拠点で余生を過ごさせよう…


と、丸投げがオレの出した答えだった。

たが生きていてくれたら嬉しい…。

懇願しか頼る術がないオレは本当に無力だ…

無力がこんなにも罪だとは…

そう思いながら

日本へ転移した。





「さ、帰りましょうか!」

獣人ワン

「了解っス!いやー、やっぱりノーネーム様

強すぎっス!」鬼人オニ

「治療もしてくれた、苦しかったから嬉しい。」

メイド長の投擲による毒にやられてたエルフミミ


「ミーはどうしたら?」猫人


「あ、怯えなくて大丈夫!ウチたちはみんな

名を持たない元奴隷よ、ウチは犬の獣人。」

「よろしくッス!鬼人ッス!」

「…エルフ」


「ミーは猫人ニャん!よろしくニャん」


「助かってよかったかはウチにはわからない…

みんな死にたいっていつも思いながら生きてる

のは知ってるわ!だからこそ拠点に来て頂戴!」

「みんな仲間っスよ!だれもいじめないっス!」

「みんな人種に虐げられた獣人か亜人しか

いない…」


「そうだったかニャん、あの黒い仮面の人

に1日は生きるよう言われたニャん!」


「そう…けどノーネーム様って呼ばないとダメよ」

「ノーネーム様はやばいッスよ、強くて

カッコ良くて、優しいっス!」

「全てが神々しい御方…ノーネーム様!

わたしが漏らしちゃうくらい…」

エルフミミは謁見の間でノーネームの

覇気に当てたれ漏らしたことがある。


「わかったニャん!ノーネーム様ニャん!」


「さ!みんなで拠点に帰還するわよ!」

「了解っス!」

「了」

「ニャん」

獣人ワン

鬼人オニ

エルフミミ

猫人

は西国、帰らずの森 

最奥拠点へと、

転移し帰還したのだった。


− − − − − − − − − − − − − − 

読者の皆様 初心者の拙い文章ですが

☆ ♡ コメント など

いつも本当にありがとうございます。

励みがんばって参りますので今後ともよろしくお願いします。

思い付く限り執筆 不定期に投稿しますのでぜひフォローよろしくお願いしますm(_ _)m







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ